ブロンプトンで久々の伊豆大島。ほぼ10年ぶりだと思う。

 

12月8日(金曜日)の夜に竹芝桟橋を出港したさるびあ丸は、翌9日(土曜日)朝6時、大島の岡田港に接岸した。

 

早朝の岡田港で朝ごはんをいただく参加者たちの図。

 

朝焼けの富士山がきれい。

 

それでは出発だ。トレッキング組とサイクリング組と単独サイクリング組にわかれて行動だ。

 

[走行データ]

ルート 岡田港→泉津の切通し→大島のサクラ株→裏砂漠→筆島展望台→大関寿司→バームクーヘン→ホテル赤門

距離 37.66 km

総上昇量 844 m

 

ダイジェスト動画です。

 

 

 

サイクリング組は大島を3分の2周(岡田港→波浮→元町のホテル赤門)するのだが、まず岡田港から坂をえんえんと上っていかなければならない。しかし、健脚ぞろいの皆さん、急坂をものともせず登って行かれるのだ。とくにタンデムでこられたお二人は先頭をきって走って行かれる。

 

最初の見どころは泉津の切通しである。

 

動物園で休憩。9時前なので開園していないが前庭の椿の花がきれいであった。

 

大島のさくら株。(少しだけ寄り道)

 

樹齢800年以上のオオシマザクラである。島で最古最大、度重なる三原山の噴火に耐えて生き残ってきた。巨木ゆえに、江戸時代には沖を通る船の目印となっており、島民からご神木として崇敬の対象となっていた。残念ながら昭和に入って元株は衰え始めてついに台風で折れてしまって基部だけが残り、今はその幹から分岐した太枝が根を張って子株となって生育しているのだ。見れてよかった。

 

寄り道からとってかえして皆さんに追いついた。次にたどりついたのは裏砂漠の入り口である。

 

月と砂漠ライン?そうそう、昔、「月の砂漠を・・・」という暗い調子の童謡があった・・・。八達嶺(万里の長城にある観光名所)の駱駝みたいに、ここにも観光用の駱駝が居たのかなあ(注:違います。居ません。)とぼんやり考えていたら、タンデムのお二人を先頭に、皆さんが砂漠に突進しはじめた。えっ、えっ、ここ行くの?そんな予定だったっけ。ホントに自転車で行けるのか。動揺している間に皆さんが視界から消え去ってしまった。

 

タンデムも走っていってしまったのだから、ブロンプトンでも行けるような気になってきた。えい行っちまおう。すると、ブロンプトンは砂漠の上でも意外に走れた。(走行中のカメラ画像です。)

 

そして、勢い余って、こんなところまで乗って来てしまった。でも楽しかった。ブロンプトンの使い方がまた一つ広がった。ブロンプトンは砂漠でも乗れるのだ。

 

大島一周道路(東京都道208号大島循環線)の最高点である標高374m(Garmin fenix実測値)を過ぎて島の南端に到達すると、波浮へ向けて豪快なダウンヒルが待っていた。

 

パワースポットでもある筆島がよく見えるポイントについた。

 

このあたり、数十万年前に筆島火山ができたそうだ。そして、長い年月の間、太平洋の荒波に削られて、筆島火山の火道にあった硬い火道角礫岩だけが残って、このような不思議な形になったという。しかし海の白波を見ていただければお判りいただけるように風が強い。筆島を削った原因の一つである強風が今日も吹き荒れていて、この写真を撮影するのも大変だった。

 

波浮港を見下ろすことのできるビューポイントにやってきた。時刻はまだ10時半。昼飯には早すぎるが、朝早かったせいか、かなり空腹だ。

 

11時の開店を待って、近くにあるすし屋の大関で寿司を喰らう。おいしすぎて秒で食べた。

 

次に目指したのはバームクーヘンである。

 

地層の褶曲がこれほどくっきりはっきり見える断層はなかなかありません。大島の三原山が噴火するたびに火山礫の層が積もって形成されたものだという。

 

おいしそうだが決して食べてはいけない。

 

さらに進んで元町の近くまで来ると、再び富士山が見えてきた。

 

早くも午後3時には本日の宿であるホテル赤門に着いてしまった。18時の夕食までに集まればよかったのだが、まあ遅れるより早く着いたほうがよいので、しばらく部屋でのんびりしてから、宿でもらった御神火温泉(ごじんかおんせん)の入浴券でタダ湯を楽しみ、疲れをとった。

 

夜はリンプロ忘年会。楽しく過ごしました。ちょっとゴハン食べ過ぎました。

 

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翌日は三原山ride&hikeに行きたいと思っている。

 

(翌日に続く)

 

 

 

関連動画:

 

 

 

 

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