先週末、日本で有数のパワースポット「熊野本宮大社」を参拝したあと、日本で唯一、世界でも多分唯一の世界遺産秘湯へとブロンプトンで向かうことにした。
[走行データ]
ルート 熊野本宮大社→湯の峰温泉つぼ湯
タイム 25:12
距離 7.59 km
平均速度 18.1 kph
総上昇量 115 m
総下降量 111 m
熊野本宮大社から熊野川沿いの国道168号線を1キロほど戻って
田辺・白浜方面への分岐で右折、
大日山トンネルを越えていく。
四村川(よむらがわ)に沿って山道を数キロ進んで、湯の峰温泉に到着した。
湯の峰温泉は熊野詣において湯垢離場(ゆごりば)として栄えた日本最古の湯だ。四世紀ごろに熊野の国造(くに‐の‐みやつこ)、大阿刀足尼(おおあとのすくね)によって発見され、後に歴代上皇の熊野御幸によってその名が広く知られる様になった。温泉場としての開湯は1800年。
湯の峰温泉名物の「湯筒」である。湧き出る90度の熱湯で卵や野菜を茹で、温泉卵などを楽しむ事が出来る。
湯胸薬師東光寺。
その裏手に、昨年リニューアルオープンしたばかりの真新しい共同湯があります。
でも目的地はここではありません。
寺の前を通って川沿いを歩いていくと、「世界遺産つぼ湯」の表示が。
なんと世界遺産の温泉があるのです。
つぼ湯は熊野詣の「湯垢離場」(ゆごりば)として、なんと世界遺産に登録されているのだ。
天然岩のお風呂を板で囲っただけのつぼ湯、一度に二~三人しか入れない秘湯なので、予想通り混んでます。
30分交替制なのだが、すでに3~4組が待っているということで2時間待ちでした。ふらっと来てさっと入れたらラッキー・・・というわけにはいきませんでした。
世界遺産の秘湯、次回は日帰り旅ではなく、時間に余裕のある泊まり旅で来て、入ることにしましょう。
入れなくて、がっかりしたかって?いえいえ、本日、お目当ての秘湯はここではないのです。
(続く)
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