ブロンプトンで真夏の東北秘湯巡り。川原毛大湯滝に行ってきた。

 

岩手の花巻から一ノ関経由、奥羽山脈を越えて、いよいよ十年来の懸案であった秋田の超秘湯へのラストスパートである。

 

 

 

[全体ルート]

 

須川温泉から約30キロ走って川原毛地獄に到着した。ここから大湯滝へむけて遊歩道を1.5キロほど下っていく。

 

段差のある山道でブロンプトンには乗れないので、肩にかついでいく。

 

重い荷物とブロンプトンを担いで、荒涼とした川原毛地獄をヨロヨロと進んでいく。地獄の責め苦とはこのようなことであろうか。(現世で悪いことをしたわけではないのだが。)

 

川原毛地獄を抜けたところに川原毛大湯滝の入り口があり、そこにブロンプトンと大きな荷物は置いて、ブロンプトンリュックを担いだ身軽な恰好で、崖下の大湯滝へ通じる登山道をおりていく。

 

途中、温泉の川をわたる。

 

この川の先が落差のある湯の滝となっているのだ。

 

あと200メートル。

 

崖みちを下っていくと、見えてきた!

 

異国の美男美女たちがキャッキャと楽し気に戯れる姿が見えてきた。あれは天使たちなのか。ここは天国なのか。

 

ついに念願の川原毛大湯滝にたどりついた。

 

川原毛地獄で湧き出た熱湯が数百メートル流れて滝となり、滝つぼで適温となるのだ。これぞ私の求めている奇跡の天然温泉、素晴らしい。

 

野湯なのに、なんと簡易更衣室も設けられているのだ。そんじょそこらの野湯とは格が違うのだ。

 

着替えて、さっそく滝つぼにダイブである。極上の硫黄泉である。よい香りです。適温です。

 

オランダから来たというご夫婦と子供たちにごあいさつ。実は、キャッキャと戯れていたのではなく、アブにたかられて子供たちが大騒ぎしていたそうだ。アブにたかられないためには、滝が落ちてくるときに発生する風の道に陣取ればよいのである。秘湯エキスパートとしてオランダの諸君にアドバイスした。

 

極楽極楽。

 

いつもの炭酸水を飲もう。(わざわざ持ってきたのである。)

 

大自然の中、サイコーの秘湯体験だ。「ブロンプトンで秘湯へ行こう」シリーズで十年来の課題としてきたこの超大物秘湯を、帰りの電車の時間が許す限り、楽しむことにしようではないか。温泉の神様、今日もありがとう!

 

 

 

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