今回は出雲大社と秘湯と世界遺産の旅をレポートする。夜行輪行で出雲の国にやってきた。

 

早暁の出雲大社前駅。あたりはまだ暗い。

 

出雲の国に来て最初にしなければならないのは矢張り、出雲大社の参拝であろう。

 

聖地の朝は清々しい。大社へ向かって門前町の参道を進むと勢溜(せいだまり)の鳥居。ようやく朝が来た。

 

ブロンプトンを駐輪して、松の参道を進んでいくと。

 

拝殿が姿を現した。出雲大社の作法は二拝四拍手一拝である。

 

立派な注連縄(しめなわ)である。拝殿のそれは長さ6.5m・重さ1tあるという。ちなみによくニュースにも取り上げられる神楽殿の注連縄は長さ13.6m・重さ5.2tで、長さ2倍、重さ5倍ある。

 

御本殿へ向かおう。ご本殿は度々、御造営遷宮と御修造遷宮を繰り返してきたもので、現在の御本殿は延享元年(1744)に御造営されたもの。国宝である。『大社造』と呼ばれる日本最古の神社建築様式だ。

 

本殿には直接詣でることができないので、門の外から参拝する。

 

次に門前町にある竹野屋旅館にやってきた。まさに「神々の国への玄関宿」である。

 

 

ご存じの方も多いと思うが竹内まりやさんのご実家である。

 

昔、竹内まりやファンクラブに入っていた私にとって、竹野屋は高校生のころから巡礼を夢見ていた聖地でもある。ようやく訪れることができて感動している。次回は是非宿泊したいと思う。

 

二つの聖地巡礼を終えて、そして秘湯へ。今回は超ド級の秘湯である。

 

(続く)