ブレナム宮殿に行ってきた。2008年から2012年までブロンプトンワールドチャンピオンシップ(BWC)開催地となったブロンプトン聖地のひとつである。


 

 

それでは宮殿の外側を探索してみよう。

 

広い庭だ。『007 スペクター』(原題: Spectre)ではここはローマにある宮殿との設定で、カーチェイスのロケ現場となった。ブレナム宮殿はハリーポッターや007やミッションインポッシブルのロケ地としても有名である。

 

ウォーターテラス。

 

そしてイタリアンガーデン。

 

開館の10:30になったので、グレートホール(エントランス)から宮殿内に入ります。天井には「ブレナムの戦い」を描いたフレスコ画です。

 

貴族の館らしく、動物のはく製です。

 

第一の間、通称”Green drawing room”(緑の客間)にやってきた。代々の公爵の肖像画が飾られている。誰が誰だかよくわからない。

 

第二の間、通称”Red drawing room”(赤の客間)である。

 

第三の間は緑の書斎。この部屋には、1704年のブレナムの戦いを描いた巨大なタペストリーがあり、真ん中の白い馬に乗っているのが初代マールバラ公だ。

 

中央には「The Saloon」、大広間がある。もともとはゲストを迎える大広間(grand reception)として使われていた。現在は、マールバラ公爵ファミリーが毎年クリスマスを祝う集まりなどに使っているという。このパレスは今でも第12代マールバラ公爵の私邸であり、「Drawing Rooms」「State Rooms」「グレートホール」など邸の一部が宮殿維持のカネ稼ぎの為もあって公開されているという建付けなのだ。(そういえば先ほど、宮殿にいきなり直接乗り付けてきた二台の車があったが、もしかしたらご本人かファミリーのメンバーだったのかもしれない。)

 

天井には豪華なフレスコ画。

 

次に第一ステートルーム。国家元首クラスの客人を応接するときに使われたそうだ。肖像画は第8代マールバラ公ジョージ・スペンサー=チャーチル の二番目の妻であるアメリカ人富豪の娘リリアン・プライス。当時のマールバラ公一家は手元不如意だったのでカネ目当てに結婚したらしい。

 

第二ステートルーム。

 

第三ステートルーム。

 

絨毯が豪華である。

 

Long Libraryと呼ばれる長い広間。チャーチルが首相であった頃、情報機関MI5がここに置かれていたこともあったという。(September 1940 to 1945)

 

奥にパイプオルガンが設置されている。「イギリスで最も大きくて豪華なパイプオルガン」との説明であったが、オックスフォード大学クライストチャーチカレッジにあったパイプオルガンもおなじぐらい大きかったような気がする。

 

それでは外へ出てみよう。

 

外に出ると青空が広がっていた。

 

秋晴れである。

 

私が今まで見たなかで最も立派で豪勢な宮殿であった。また、ブレナムパークの広大な園地は素晴らしい自然環境と景観にめぐまれている。ブレナム宮殿で再びBWCが開催されるようなことがあれば、万難を排して出場しなければならない。

 

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