ブロンプトン二号機のドライブトレイン(駆動系)をアップグレードした。
今回交換したのはチェーンである。
新しいチェーンはKMC X9SL TI-GOLD-N。重さは116linkで250グラム。102link換算では220グラムとブロンプトン純正よりも50グラム以上軽い。現行ブロンプトンの2速、3速、6速に使用して問題なし。但し、購入時116リンクなので長さ調整の必要があります。
KMC ケイエムシー KMC-X9SL-TI-N [X9SL 9S用チェーン TI-GOLD-N 116L]
特徴
・Super Light Weight
・アウタープレート、インナープレートにスリット加工、ピンは中空構造
・卓越した耐久性
・ダブルXブリッジシェープ
・高速かつスムーズな変速を提供
・フラットステップリベットシステム・ミッシングリンクCL566R TI-GOLD付き
穴あきピンやプレート肉抜きで軽量化されている上に、窒化チタンコーティング処理により滑りがよくなり、ダブルXブリッジ加工もスムーズな変速に貢献、結果として変速性能と耐久性が大きく向上しているという。
KMC(ケーエムシー)は自転車チェーンの専門メーカー。1977年、台湾の台南で創業されたKMCは、90年代半ばにシマノの技術協力を受け、シマノ互換チェーンメーカーとして発展。今では定番となった「ミッシングリンク」は同社が90年代から手掛けていたもの。
それではブロンプトンに取り付けてみよう。チェーンはチェーンカッターでコマ数を調整する必要がある。チェーンリング56T/リアコグ15T12Tの2速タイプなので104リンクとした。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20210502/10/bromptonwharton/84/70/j/o0600040014935321779.jpg?caw=800)
都心と江戸サイを実走してみた。全然違う。踏み込みが明らかに軽い!
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20210502/10/bromptonwharton/36/56/j/o0600060014935321822.jpg?caw=800)
色がゴールドなのでどうか・・・と思ったが、raw lacquarモデルのロウ付けの金色になじんでなかなか良いではないか。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20210501/13/bromptonwharton/04/47/j/o0600040014934836523.jpg?caw=800)
踏み込み抵抗が低下した上に静粛性が増した。変速も極めてスムーズだ。チェーンの性能向上が大いに寄与しているようだ。また抵抗低減と静粛性については、今回同時に交換したH&Hチェーンリングの加工精度の良さと剛性の高さもプラスに働いていると思われる。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20210502/11/bromptonwharton/f6/9d/j/o0600060014935337102.jpg?caw=800)
ハイグレードチェーンへの交換、おすすめです。次回記事ではチェーン交換作業についてもシェアします。
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