ブロンプトンで登山シリーズ。本日は山に登った帰りにブロンプトンを使う。
目指すは大弛峠(おおだるみとうげ)、山梨と長野を結ぶ川上牧丘林道の最高地点、標高2,365mにある。通行可能な車道の峠として日本最高地点となる。乗り合いバスで大弛峠に到達し、そこから登山、大弛峠から塩山までの下り35kmをブロンプトンで走る計画だ。
[登山データ]
距離 38.7km (大弛峠~国師ヶ岳 徒歩往復3キロ、大弛峠→塩山駅 自転車35キロ)
塩山駅北口から小型バスで琴川ダムのある柳平まで。そこでワンボックスカーに乗り換えて大弛峠を目指す。林道部分が9人乗り以上の車両の進入を禁じているからだ。
大弛峠から大弛小屋の前を通って国師ヶ岳の山頂を目指す。尾根近くまで木の階段が整備されており、非常に登り易い。
木立の間から、大きな鹿が私を見つめていました。何か用?
間もなく尾根に出て視界が広がる。朝日岳から金峰山(きんぷざん)にかけての稜線がくっきりと見える。
そして中央の尖った部分は金峰山の山頂(五丈岩)だ。
国師岳の手前にある「前国師岳」の山頂についた。標高2,576mだ。
前国師岳から見た国師岳。近い。
一旦下って、北奥千丈岳との分岐だ。本日は国師ヶ岳へ進む。ちなみに奥秩父山塊の最高峰は北奥千丈岳2,601mだ。
明るい樹林帯を抜けて再び少し登ると国師ヶ岳の山頂に出た。
国師ヶ岳は標高2,592m、富士の眺望があることで人気の山の一つだ。しかし残念ながら本日富士山の方角は雲に覆われていた。
それにしても人気の山だ。車の入れる大弛峠から2キロ弱と近いこともあって、登山初心者にも手軽に登頂できるからだろう。
何気なく富士の方向を見ると、なんと富士山の山頂部分が雲から出てきた!
1分もしないうちに雲隠れだ。しかし、期待していなかった富士山に出会えてラッキーだった。
(ダウンヒル編 に続く)
【ブロンプトンエッセイ】
【ヘルメットおじさん】