ブロンプトンで発知(ほっち)の桜を見に行ってきた。
沼田駅から関越交通バス「たんばら行き」、釈葉山(かしょうざん)バス停にて下車。その後、ブロンプトンを展開して、上発知の地蔵桜、発知城址の桜、発知の桜、天照寺の枝垂れ桜を巡る。基本的に下りである。
上発知の枝垂れ桜だ。開花はしていたが4月18日午前、一分咲きだった。来週末が見頃か。
発知城址の桜が素晴らしかった。今回たまたま発見した。
発知の主役は、やはり樹齢五百年と云われるこのヒガンザクラだ。群馬県指定天然記念物だ。苗代の季節に開花することから「苗代桜」とも呼ばれてきた。
私的には発知で一番のお気に入りは天照寺の枝垂れ桜だ。なんといっても佇まいが良い。満開だった。
下発知にある石尊山観音寺のソメイヨシノがこれまた素晴らしかった。たどりつくまでの急坂でくたびれ果てたが。観音寺は明応9年(西暦1500年)天山見亮禅師により開創されたと伝えられる古刹だ。
発知から沼田市街へと降りてきた。こちらも凄い状況だ。町中に桜が溢れ出している如き様相だ。これは城堀川の桜だ。城堀川は沼田城の堀の一つだったらしい。
十王公園の桜。こちらも満開だ。
発知の標高は600~650メートル。沼田市街でも標高400メートル程度ある。桜の開花時期は都内と比較しておよそ二週間ほど遅い。そして沼田は本当に桜が多いところでもある。発知のあたりでは寺や城址のみならず、どの家にもヒガンザクラやシダレザクラ等の大木・古木が聳えている。沼田市街地の道路沿いや沼田城の遺構等を中心にソメイヨシノが多数植えられており、あたり一面に桜の花が溢れんばかりであった。今年の生憎の天候不順で花見を十分に楽しめなかった方、沼田ならまだ間に合います!
さあて一汗かいたところで秘湯へ行こうか。
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