本日、ブロンプトンで箱根の秘湯へ行ってきた。めざすは姥子温泉秀明館、底倉温泉函嶺(かんれい)、そして湯本の平賀敬美術館の温泉だ。

 

姥子温泉秀明館は再訪であるが再びあの感動を味わいたい。平賀敬美術館の建物は元々かの有名な『萬翠楼福住』の別邸であったらしく、萬翠楼福住の源泉は今もここにあり、当然のことながらこの邸の風呂にはこの源泉が使われているという噂だ。時間が許せば是非行ってみたいと思った。



ところで何故、寒い雨の降る今日、自転車で箱根なのか。箱根は地図にある通り公共交通機関が非常に発達している。雨でも秘湯の最寄り駅まで行ってしまえば問題ない。そして、移動中にどこで天候が急変しようとロープウェー・ケーブルカー・登山電車での輪行に切り替えれば良い。

 

さらにもう一つの理由がある。先日からの雨続きで、もしかして姥子温泉秀明館の崖湯湧出が起きていたりして・・・と淡い期待を抱いたのである。

 

小雨降りしきる中、登山鉄道で行く。小涌谷で数分間停車。

 

その間に桜を撮影。ソメイヨシノは標高のある箱根でも既に葉が目立ってきた。

 

強羅駅でケーブルカーに乗り換えだ。

 

早雲山でロープウェーに乗り換える。このあたりで漸く霧雨となってきた。少しは走ろう。大涌谷で下車。

 

ここからの距離だと3キロもない。急な下りを姥子温泉へ向けて一気に駆け降りる。


 

そして秀明館の入口に着いた。

 

秀明館には雨が似合うようだ。

 

未だ雨模様なので玄関の庇の下にある木椅子の後ろに置かせてもらおう。

 

受付を済ませて存分に堪能した。満足である。写真はありません。

 

(続く)