白骨温泉をポタリングしてみた。
標高1300メートル以上の仙境である。
山懐に埋もれるように湯宿が散在している。
このあたりが温泉の中心となる。例の事件で名前が出てしまった宿の名もみえる。
煤香庵。食事処である。ここの露天も非常に良いと言われる。
乗鞍へ通じる林道を蛭窪峠方向へ上っていくと、もう一か所、三軒の有名宿が連なる一帯がある。このあたりには噴湯丘が散在しているようだ。噴き出る湯に含まれた炭酸カルシウムが沈殿堆積してできたものだ。
「泡の湯」だ。説明は不要だろう。
こちらは笹屋。ここも例の事件で有名になってしまったが、もともと良湯の宿だ。
最も心惹かれた宿はこちら、丸永旅館だ。
まもなく白骨の短い夏が終わる。秋には燃えるような紅葉の谷となり、冬には雪に埋もれて人気もまばらとなるのだろう。
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