南房総の富浦へびわを買いにいった。

 

千葉県南房総市にある富浦町は枇杷の生産が日本一の町だ。長崎の「茂木ビワ」と並んで有名な「房州びわ」の一大産地である。びわ栽培は江戸時代からはじまったとされ、二百五十年以上の歴史を有する。毎年6月中旬に皇室へ献上されている『皇室献上びわ』としても有名だ。

 

金谷港でフェリーを降りて、JR浜金谷駅から岩井駅まで輪行することにした。

 

[ルート]岩井駅→木ノ根峠→加藤農園→岡田農園→福原農園→ほづみ果園→富浦駅
距離  14.3km
最大標高差 82m
平均斜度 全体:0% 上り:3.7% 下り:2.6%
獲得標高 上り:139m 下り:127m

 

JR岩井駅で降りる。ここから里山ポタだ。

 

峠越え(木ノ根峠)で富浦へ。


 

木ノ根トンネルだ。ここを抜けると富浦の丹生地区、加藤農園がある。まずはそこに立ち寄るとしよう。

 

途中、山百合の花が満開だった。

 

加藤農園は「今期は完売」で、終了とのこと。残念。

 

大津トンネルを抜けて丹生地区から大津地区へ。福原農園に立ち寄る。ここも良い。

 

去年も来たことを店の人は覚えていてくれた。自転車で来る人はあまりいないとのことで・・・。4L、3Lのみならず2Lまで事前の販売ですべて売り切れで、店の人も申し訳なさそう。試食で瑞穂(みずほ)と大房(たいぶさ)を食べ比べさせてもらい、大房のびわ丸カップを買う。


 

そして、穂積さんの作業場・直売所。いつもここが一番良い。今年もそうだった。

 

びわのシーズンもそろそろ終盤、作業はラストスパートに入っていた。びわの計量・箱詰め作業は全て手作業なので大変そうだ。試食用ということで、瑞穂を5~6コ頂いたが、完食。(他に立ち寄った農園でもかなり試食してきたのだが・・・。) 瑞穂はみずみずしくて甘くて味が濃くて美味しい!

 

これは大房(たいぶさ)の家庭用セット。大房は甘くておいしいびわだ。ただ、試食の瑞穂もおいしかったので、わがまま言って、瑞穂でも同じようなセットを作ってもらって両方買う。

 

特大サイズのびわだ。Mサイズのみかんぐらいの大きさだ。種類は瑞穂。ネタ用にこれもワンセットお買い上げ。

 

びわの季節が終わると南房総に本格的な夏が来る。

 

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