近き山に陽は落ちて…


また、変な映画を観ちゃった…。


ドイツが製作にも絡んでいるアメリカ映画のようで、作中でドイツ語も頻出するし、舞台も風光明媚なドイツの山あいのリゾート地なのですが、本作は果たしてどんなジャンルの映画と言えばいいのやら?


ホラー寄りのサスペンス? はたまたSF?


背景のロケーションや美術、映像、撮影も含めて、画面は上品で美しいのですが、映像が持つ雰囲気全体が、生理的にゾワゾワするし、気持ち悪い。


登場人物が18歳の女性主人公も含めて総じてみんな心を拗らせていて、観ている側は誰に感情移入すればいいのか、今ひとつ絞り切れない。


ターボババアのように高速で山道を走るブロンド女に主人公の自転車が追いかけられるシーンとか、影の使い方や撮り方がスゲェ面白かったりするんですけど、如何せんストーリーがとっ散らかってて、全編観終わっても、頭の中に「?」がいくつも点灯したままな感じ。


最近の欧米作品にありがちな、多様性やポリコレへの配慮も映画全体にかなりの悪影響しか与えていないかな?


みんな個性的でイカレているようにしか見えないと、誰にも親近感持てないでしょうに…。


こうやって考えてみると、見る者に怖いって思わせる演出もかなり知的な作業だってことがよくわかります。


誰か、もう少しオレにわかるように本作を解説してくんないかなぁ?


そこまで頭悪いのかな、オレ?


そもそも考察ブログでも探して読まないとあまりよくわからない映画ってのもどうなんでしょうね…。


映像は綺麗だし、面白いシーンもあるので観て損とは言わないけれど、終わった後かなりモヤモヤはします。


https://www.amazon.co.jp/Cuckoo-Tilman-Singer/dp/B0CHTNQH5T