昨夜は、また少し珍しいシンガポールのモンスター映画。
ザックリ言うと、極めてグエムル風味の作品。
シンガポールは、国土の大きさ自体が東京23区程度の都市国家。
早くからイギリスによって開発が進み、先の大戦後にマレーシアから独立して以降も国際金融都市として邁進して世界的にも稀有なレベルで高度に都市化されています。
本作の地下鉄車内にしても、管理システムや駅のホームや改札の風景にしたって、何か既視感があるなあと思ったら、今も現在進行系で日本の建設会社数社のJVで延伸工事中なのね?
すでに地下環状線があるのに、2040年までに総延長距離を倍増させる計画らしい。
そりゃあ、地下鉄全体が日本っぽい見た目になるよね?
構内の標識や案内も中国語繁体字と英語が併記されているので、香港や台湾みたいな雰囲気。
簡体字じゃなきゃ日本人にも意味が何となく伝わるのよね。
大陸もあの字体を使うのやめりゃいいのに。
人民が古典を読みやすくなるのにさ。
もしかして、それが都合悪い?
閑話休題。
CGはすごく頑張っているのに、何かストーリーに今イチ乗り切れない。
どうも風景に馴染みはあるのに、何かしらトラブルが発生した際の地下鉄の運用システムや管理体制が全然利用者を大切にしていない演出が続くから、そうじゃないだろう感に襲われてしまうのですよ。
どうも早期に都市化されたため、すでに一部路線が老朽化し、交通インフラ自体にガタが来て補修が間に合っていない現状を揶揄する意図も本作にはあるとかないとか…。
それにしたって、オレは思わずリメイク版の「新幹線大爆破」をテキストにして経営陣から末端の駅員まで運用研修し直せとか思っちゃいました。
日本は、今後はアニメやゲームなどの知的財産だけでなく、公共交通も含めた生活インフラの開発と運用・保守管理システムまでをまとめたパッケージを輸出すればいいのにね?
世界的には、日本の文化や生活様式自体が、もはや魅力的なコンテンツですよ。
結局、どこかしら感情移入できる人物が見当たらなくて、映画自体はちょっと消化不良な感じでした。すっごく惜しいんです!
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