ちょっとまた、変なホラー映画を観ました。
18世紀に作られた呪われたタロットカードで占いを行なった大学生グループが占いの結果に符合するような形で次々と死んでいくという作品。
予測された運命に抗うことができるのかということを題材にしているという意味では、少しファイナルデスティネーションのシリーズに似ているのかな?
ところがだね。
犠牲者へ死を届ける存在を作中で実体化して見せてくるのね。
それが、さも悪魔のような、魔女のような悪霊のような形態で描かれるため、その類型的なビジュアルに個人的には若干興ざめ。
運命的な死ってモンスターによって齎せられるの?
それって何かすごく頭が悪そう。
タロットと占星術を合わせると格段に占いの確度が上がるとか、劇中で語られていたりするけれど、オレは澁澤龍彦マニアなので、オカルティックなこと全般好きだけど、それはあくまで歴史的な文化の変遷や理論体系や哲学と博物学的な意味合いに於いての興味から知識を蓄積したいという立ち位置からだから、極論するならスピリチュアルや占いは個人的にはまるで信じていない。
日本人として神社の御神籤で瞬間的に一喜一憂するのは愉しみますけどね。
むしろ、それに関して熱を帯びて語る人が近づいてきたら、全力で逃げるか、それが叶わぬ場合は黙ったまま呪い殺さんばかりの勢いで憎み倒し、憎悪しています。
オレの中では、単純にポジティブ=善=世に広めるべきものとはならないのです。
自分が苦手だったり嫌いなものに近寄ってほしくないオレの自由と権利をまずは尊重してください。
そういうわけでブログ界隈にも、スピまがいの自己啓発とか引き寄せとか、誰に頼まれてもいないのに自ら人様に何かと関わってこようとする方がおられますが、オレのドス黒いマイナスの呪詛エネルギーや思念を浴びたくなければ、余計な勧誘とか迂闊なコメントは可能な限り書かぬようにお願いしますね。
オレ、実は嫌いな存在は心の底から憎悪し、見える範囲から抹殺消去しようとする、心が極めて狭量なタイプなのです。
さらには、スプラッター系のホラーにもそこそこ詳しいから、スピ系の言説で接触してきたご本人だけでなくその遺伝子に関わる子々孫々すべての人をバリエーション豊かに想像の中で惨殺処分することに対して何の躊躇もありません。
てめえ、誰に上から目線で何を語ってくれとんじゃい!と、目玉にドスを突き刺してぐりぐり抉らんばかりの加虐イメージを反射的に発散してしまいます。
お願いだからアブナイので、くれぐれもオレの側に近寄らないで下さい。
とか書いてても、スピ系、セミナー系がのべつ幕無し、いいねしてくるんですよね。
まあ、それがお仕事なんでしょうけど…。
オレも社会通念上、お返しでいいねすることはあっても、基本的にはあなたの存在を蛇蝎の如く嫌っていますからね。
それはあなたも憎まれ損だし、オレもマイナスの感情を抱えるのは心身の負担になるのでできれば避けたいです。
閑話休題。
本作ですが、タロットを使うという、ホラー映画としてのアプローチの視点としては悪くないとは思うけれど、アイテムに宿る呪いの発生とその影響からの回避、根本原因の浄化プロセスという王道を描いているようで、そこの部分は実はかなり淡白なテイスト。
呪いの哀しさや虚しさといった負の感情に付き纏う切なさの部分をもう少しエモーショナルに描けていれば観る側へより刺さったのかなと個人的には思った作品でした。
面白くなりそうなのに、返す返すも少し惜しい…。
https://www.sonypictures.jp/he/11217202
