ういろうみたいなお土産もらう


昨夜は、一風変わったカナダ映画を。


物理学を学ぶ優秀な主人公が父の急逝を受けて相続することとなった生家に戻ると、そこに怪しげな存在が取り憑いていてその真相に迫るホラー映画という建付けの作品。


最近、オレが顕著に思うのは、光学合成しかなかった時代の浮遊する霊体表現って、モヤモヤした煙のようなガスのような描かれ方が主流だった気がするのですが、CG全盛の最近って、粒子が集散するような表現が多い気がします。


簡単に言えば、昔に比べて幽霊が粉っぽい。


どうもコレがオレには怖さ半減。


表現としてはリアルっぽいのかもしれないけれど、個人的には霊体の儚げな侘び寂びもあったもんじゃなくて興醒め。


そんなことを漠然と考えつつ観てたら、本作は作中後半に差し掛かるといきなりの味変!


数年前から行方不明の生母も物理学者らしくて、その記録を探り当てたら、早くに亡くした妹とかもそこに関連づけられ、父と妹の死の謎、母の過去の研究、己の失っている記憶に、家に取り憑いた化け物という、主人公の解くべき謎の数は増すばかりな状況に加えて、距離感の近すぎる幼なじみ女子と本来の彼女との三角関係までさらにその悩みに加わる、まさに修羅場。


そんな中、この映画はどうやって着地するんだろうと不安を覚え始めたところでの、いきなりのジャンル改変。


ネタバレになるので詳細は避けますが、とにかくビックラこきます。


映画としてのルール違反以前に、思いついても普通ならやらないよね…なレベル。


コレは扱いに困るかなり頭の痛い問題作。


そう言いつつも何だかんだオレが最後まで観て感じたのは、この怪異のそもそも原因って、お父さんから顕著に受け継いだその女癖の悪さにあるんじゃねえの?ってこと。


いやあ、とんでもない作品を観させていただきました。


この作品はホラー映画なのでしょうか? 


どなたか、ぜひご意見をうかがわせて下さい。


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