部屋へ先にスクリーンだけ付きました!


なんでオレは、このタイミングでこの映画を観てしまったのだろう?


アマプラのトップに出てきたとは言え、わざわざ10代の頃の自分の古疵を抉るような…。


もう勘弁して下さい。


エモさを通り越して、還暦超えのジジイですら心にダメージを喰らってしまいます。


思春期の男女間における言葉のやり取りの中の「ウソ」と「ホントの気持ち」なんて曖昧模糊としていて表裏一体、どっちが真実かなんて、自分にすらわからない。


それにしたって、海外で日本の文化コンテンツが人気となって話題になるたび、オレは少し考えてしまいます。


こんなトガッた表現、そちらのお国では大丈夫なの?


日本はお江戸の昔から、暴力も性表現もビジュアル規制が緩いけどさ。


特に日本は、思春期の不安定な情緒表現に特化したテーマや作品が多いじゃん?


皆さんのお国って、往々にして一般的な倫理観が宗教の教義に依存している面が強いでしょ?


しかも性欲は原罪なんでしょ?


本作なんて、悪魔との恋愛なんですぜ。


赦されるの?


なんてことを連連と考えてしまいます。


それと同時に日本の文化ってのは、思春期の感情の暴走する側面を極めてわかりやすく因数分解して見せてくれるなとも。


女のコと二人きりの夜の校舎での逢瀬、忍び込んだプールで泳ぐ。夏祭りの横顔、花火の照り返しとシルエット。


それこそ、若者のすべてじゃん?


十年どころか一生忘れないよ。


その時の胸の傷みとともに死ぬまで…。


中でも早川くんのセリフ。


「死ぬならどっか遠いところで死んでくれ」に、オレは昨日に引き続きトドメを刺された。


物語のメインの流れではないけどね…。


とりあえず、怒濤のスゴい映像表現とエモさの爆発に皆さんも切なくなって下さい。


若さって純粋に残酷…。


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