前作は、本作同様ジャン=クロード・ヴァンダム主演にして、ドルフ・ラングレン共演というそれなりにメジャーな作品で、その映画の設定を生かしたテレビシリーズも後に作られていたのは知っていましたが、この正式な続編映画を観ることはなかなか叶わず、長らく頭の隅っこに気にかかっていたのです。
前作から7年ぶりの本作では、ヴァンダムは製作もこなしています。
しかし、いま観るとなかなかに前世紀感が満載。
よくわからない理屈でネット環境にアクセスするためだけにストリップバーに行って、意味不明な女性の裸が盛りだくさん登場するとかね。
今じゃ映画でポロリがあったら、地上波でヌードが出てくる番組に運よく遭遇できた際には挙動不審に喜んでしまっていた昭和のガキみたいな気分になる時代なんですけどね。
何にせよ主人公のヴァンダムは再生された兵士だったはずですが、その後の博士の尽力で、娘と暮らしていて意識的にはほとんど人間として生まれ変わっているかのような感覚っぽい。
過去のことは、唯一亡き妻のことだけを引きずっている様子。
脚本、どうせなら、そこのところをもっと深掘れと思わず愚痴りそうになります。
ストーリーは、今で言うAIが反乱を起こすのですが、コイツがかなり頭が悪い。
ただもともと前作からしてSF的には微妙だったので、オレはそこはあまり気にせず、ただひたすらヴァンダムの蹴りの姿勢の美しさと、映画のスポーンで主役も務めたマイケル・ジェイ・ホワイトといった格闘家寄りの俳優たちとヴァンダムとの肉弾戦をひたすら堪能する映画でしょ?てなもんです。
ラストに近い爆破シーンで噴き上がる炎の景気の良さにこれまた時代を感じたりもするしね。
とりあえず、映画に格闘と裸と爆破シーンはケチケチしないで出しとけと。
ちなみに、豈図らんや本作はヒットもせず、結果的に批評家からも酷評され、後に作られた3作目が正式な続編に昇格するという処遇となり、今や単なる番外編扱いになっているらしいです。
ちょっとかわいそう。
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