少し高いところから睥睨するのが好き!


昨夜はアメリカとの合作となるアルゼンチン映画。


正直、最後まで観るのがツラかったです。


オレ、フィクションでグロいのはわりと平気なんですが、エグいのはケースバイケースなのです。


教会の壊れた後と言われる時代設定のアルゼンチンの片田舎で、一組の兄弟が夜中に銃声を聴いて翌朝付近を捜索したらピューマの仕業ではなく刃物で切断されたような遺体を発見したことから物語は展開していきます。


さらに付近の人家で腐敗者と言われる悪魔憑きの様相を呈す長男を自宅で匿う家族を見つけたあたりから、物語は加速。


もうぐちゃぐちゃドロドロ。


惨殺死体があると言っても、教会は愚か、警察も地域の行政も機能していない感じ。


どうやら悪魔憑きが発生すると、付近の動物からおかしくなるとのことで、いきなり飼い犬が小さな女の子に噛みつき引きずり回すように攫っていくとか、ちょっと感覚的に正視しづらい描写のオンパレード。


銃は使っちゃダメと周囲が言っているのに様子のおかしい家畜を射殺した夫の頭に、即座に斧を叩き込む妻。


そこまではグロ描写の一つとして許せても、それを悔いて妻が自らの顔に何度も斧を打ちつけ死んでいくシーンはちょっと厳しい。


わかるかなあ、オレのこの生理的に無理な境界線。


悪魔が妨害のために小刻みに繰り出す心理的な罠もかなりエグいです。


悪魔に言っても詮無いけれど、それは人としてやっちゃダメな反則。


最後まで観るのはしんどかったけど、とんでもない作品ではあります。


たぶん監督、少し壊れています。


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