初めて観た当時、すごく面白かったので、書店で扶桑社から出されていたノベライズ版の文庫本を見つけて購入した記憶もあります。
あの頃、キング以降の翻訳モダンホラー全盛で、F・P・ウィルソンやらマキャモン、クーンツを貪り読んでいたので、その延長だった感覚。
本作も再度観て、やっぱり面白かった。
基本的には、スティーブ・マックイーンの映画初主演作である50年代B級SF「絶対の危機」(オレが見たテレビ放映時のタイトルは「人喰いアメーバの恐怖」でした。確か淀長さんの解説だった)のリメイクなんですけどね。
そんなわけで、元となるストーリーは粗方知っていても面白かったのは、今になって見ると、後に「ショーシャンクの空に」や「グリーンマイル」を撮ることとなる脚本のフランク・ダラボンの小技の効かせ方と、CG以前のアナログ特殊効果でゼラチン状のスライムのような物体に人間が取り込まれ溶かされるという生理的嫌悪感マックスのリアルな描写によるところが大きい気がいたします。
その他の一般的なホラー作品では生き残りそうな、いい人フラグを立ててからの無惨な殺し方をされる登場人物の多さが、本作では顕著。
ダラボン、お主もかなりの外道だな。
でも観ている方が一旦感情移入したキャラを殺されることで、切迫した危機感が高まるのも確かなのよ。
ただ、子供はやめとけよな。
個人的には、スティーブ・マックイーンのオリジナルやその続編もバカで好きなんですけどね。
本作は、個人的には80年代SFホラー映画の、押さえておくべきマイルストーンだと思います。
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