昨夜は、3年前にオーストリアで公開されたホラー映画。
コリンとキャメロンというケアンズ兄弟が脚本と監督をこなした作品。
いやあ、いつの時代でもオーストラリアってジャンルを問わず面白い映画を作る国です。
本作もなかなか凝った建て付けの作品。
まずは、アメリカの70年代に人気を博したテレビの深夜の生放送トークショー番組の未公開映像が発見されたので、そのCМ中の舞台裏も収録されているビデオ録画を一挙公開するという、いわゆるファウンド・フッテージ物ジャンルであり、同時に当時を限りなく再現しているモキュメンタリーでもあるという、作品の構造を取っています。
CМ中はモノクロ映像だったり、舞台裏のスタッフトーク、生バンドの音楽、美術セットの色彩、客席に一般視聴者を座らせるなど、70年代当時のテレビ番組のその製作現場のテンションとリアリティにはなかなか目を見張るものがあります。
ホラー映画の過去の名作からのオマージュも随所に織り込みながら、不安を掻き立てる演出には目を離せませんが、ジャンル的な知識が乏しい一般観客には少し間延びした感じがなくもないかもね?
オレは楽しかったけどさ。
カルト組織から救出された少女に生放送で悪魔憑きを再現してみせるという設定からして、世界的にもオカルト全盛の70年代当時なら、なくはないわなと思わせます。
反オカルト派を演じさせるキャストの配置も絶妙。
以下、ネタバレあり。ご注意を。
彼がインチキを暴くと言って、その場にいたスタッフ出演者、視聴者までも催眠術をかけるという荒業には脱帽。
オレまで騙されそうになりました。
しかも後半に入ってからの怒濤の新旧テクニック入り乱れた特殊効果祭りのバトルとメタ構造的なストーリー展開。
こりゃまた今年もスゴい映画を観させていただきました。
かなり観る人を選びますが、オレは邦題タイトルの付け方センスも含めて、とても好き!
https://share.google/6Pme3l3AEcLCGtX21
