素直に面白かったです。
行方不明の姉を捜す旅の途中で友人たちと泊まることとなった建物の中で殺人鬼に襲われ、全員殺されたら、そこでゲームオーバー。
そこまでの記憶を有したまま全員がまた建物の中に入った時点に時間が戻されストーリーがリスタートするという、いわゆるタイムリープ物の変化球。
この地獄のサバイバルの反復から脱するには、朝まで生き残るかその世界の一部となるかしかないらしい。
かつてのアドベンチャーゲームの攻略本編集者としては、選択コマンド総当たりでフラグを潰していきたいところですが、どうもそう単純に解ける世界線のルール設定ではないらしい。
作中の人物が「このループ回は展開をミスったから、私を殺してまたリセット再起動して」とか提案してきたりと、登場人物の自我がメタ認知的にも興味深い、なかなかのメタ構造な世界観。
脚本家の頭の中は相当にイカレている。
「死ぬのは飽きた」とか「人生は一回だけだから尊い」とかの名言も出てくるし、本作は単なるホラーだと舐めちゃならないと思います。
まあ、この世界観は面白いのですが、劇中でも言及されているように過去の記憶から展開が読めてくると慣れで怖さが減衰するのもまた事実で、メタ構造としてはよく出来ていても、ホラー映画単体として怖いかどうかは少々微妙。
人体の自然爆発というネタは秀逸ですけどね。
たださ。
本作で興味を持ったとしても、もうオレは原作のゲームをプレイするのはかなり難しいのよね。片手だと。
ゲームバランスのよくない洋ゲーを敢えてプレイするのが好きだったんですけどね。
哀しいわ。クソゲー愛好者としては。
トゥームレイダーの第1作もコンプリートしたし…。
https://eiga.com/movie/103852/
