マンゴプリンデニッシュだってさ!


無事に2夜で全5話をコンプリート。


少し自分を褒めてやりたい。


あくまで偶然だけど、2話までと残り3話との2回に分けて観ましたけれど、体力的にも緊張感の持続の点から見ても、この見方が正解な気がします。


感覚的には長い超大作の前編、後編みたいな感じでね。


さて本作についてですが、そもそもが学生の頃から大正浪漫からのエログロナンセンス、昭和デカダンスの流れに耽溺していたオレに今さら、猟奇的な耽美系殺人テーマの是非を問われても困っちまってまいっちんぐマチコせんせいなわけ! 


だもんで、そこへの言及は思い切って割愛します。


そんな劇場型の大量殺人事件の動機のリアリティなんてものを語る言葉はそもそも持ち合わせていないのでこの際は置いておいて、ドラマ自体は正直に言って面白かったですよ。


原作は未読なので、あくまでドラマの本作だけ観た範囲では、それなりの説得力や整合性はあったような気がします。


ただね。


そこはミスオタ気質のオレからすると、シリーズ通して見た場合、少しミステリー的に本件を事件として成立させるにあたって、ちょっと物理的な疑問が生じてしまったのですよ。


まず本件事案を発案して動機を持つに至った真犯人のことは先に述べたように一旦置いておきましょう。


さて、オレが本作で指摘したい疑問点は、このただ1点。


実行犯とされる2人だけでは、完成した「人間標本」の展示用ケースを、自然の景観を活用して美しく展示すること以前に、現場までおそらく物理的に運べない!


オレがそう判断する根拠を以下に。


展示用ケースは事前に標本にされる被害者たち自身の手によってアトリエに搬入されますが、運ぶにあたって男子高校生数人がかりで息が切れるほどの重量が中身が空の状態でもあります。


そういう描写から見て、展示物本体を含まない展示用ケース自体の重さは少なく見積もっても50キロ前後はあるはず。


そこへ人間1人の肉体を標本化して収納し、作品表現のためにモルタルや石膏などで固定化したりすると、完成した標本ケース全体の重さは、どう少なく見積もっても100キロオーバー。もし割れにくい丈夫なガラスを使っていたら、それこそ重さはいかほどになるのやら?


犠牲者の体格を考えてもそれなりに小さくはなかったので、いくら一部の腕や足を切って除いても、展示物本体の重量として50キロ未満にはならないでしょうからね。


それを考えたら、完成したあの展示用の標本ケースを、山中の展示場所に重機も使わず、果たしてあの二人(片や✕✕だし…)の人力だけで運べますか? 


つまりオレの推論では、彼らに「人間標本」は作れても、運ぶことはできない。


誰かストーリーとして腑に落ちる最適解を教えてください。そもそもオレが何か作中で見落としてるかしら?


ダメだなあ、オレは。


こういう細かいことが気になり始めたら、もう作品自体が持つテーマやモチーフにまで頭が回らなくなる。ずっと実行可能な物理法則を考え続けてしまいます。


ミスオタ寄りということは、感性や情緒とは無縁で無粋なまったく嫌なオレの性分です。


いやミスって、そういう意味なのかも?


https://www.aboutamazon.jp/news/entertainment/kanae-minatos-human-specimen-drama-exclusively-on-prime-video