ザ・イエロー・モンキーの1998年から99年にかけた、後半のアリーナ公演を含む全国113カ所の「パンチドランカー」コンサートツアーの舞台裏に密着した1年間の音楽ドキュメント。
その途中のイギリスでのライブハウス公演の貴重な映像もあります。
個人的には、その時やった「球根」の英語バージョンが聴けてすごくよかった。
言わずもがなボーカルの吉井くんは、オレの妹と同い年だから、今年還暦。
何となく永遠に年下の若者のイメージだったし、90年代を駆け抜けたほぼ同世代人とも思っていたので、前世紀末にこんなにキツいことやっていたのかと、改めて骨身に沁みる感覚を覚えました。
本作の特徴は、バンドメンバーだけでなく、事務所社長に始まり、ツアーマネージャーやサウンドエンジニアなど裏方スタッフのインタビューも盛りだくさんな内幕ドキュメンタリーなこと。
オレ、音痴だから音楽自体はよくわからないんだけど、音圧や音色などテクニカルな音質の話は、するのも聞くのも好き。
そういう意味からも、USじゃないUK寄りの音とか、女のコに騒がれておしまいの存在にしたくないとかなどの裏方スタッフが交わしたやり取りは、骨太ロック好きな、永遠の男のコにも面白い映画かも?
本当に30代って、頭で考えることと身体がアンビバレントで、全然シンクロしないし、無茶で突飛なことやっちゃうよね。あまり周囲の言うこと聞かないし。
オレの場合は今でもそうだけどさ。
30代当時の自分の言動を思い返すだけで、今ものうのうと生きていてごめんなさいと全方面へ謝罪しないといけない気になります。
そんな個人的な感慨は置いておくにしても、いやあ、コレは伝説と言われるだけのことはあるわ…っていう映画です。
無料だしオススメです。
そして、今夜はひさびさに彼等がカバーした「ホナルーチ・ブギー」でも聴きますかね…。
https://eiga.com/movie/79023/
