すでに1月にして、個人的には今年一番の「良い子にはまるでオススメできない18禁映画」に決定!
冒頭のクレジットから、本作が既存の映画製作会社に頼らずクラウドファンディングによる自主制作で完成されたことが提示されます。
それを踏まえて今作を観終わると、スイス人も大概イカレているんだなぁとしみじみ。
自分の国が世界に誇れるモノは、大自然の景観とチーズとハイジだと。
だったら、それをネタにして思いっきりフザケて映画を作ってみよう!と。
その結果が、コレかと。
紳士淑女の皆さんは、念のため本編の鑑賞の前に予告編を視聴して、ご自分の感性が本作に耐えうるか受けつけられるかのご確認は必ずなされることをオススメいたします。
ムダにエロでバカでグロですから。
ハイジはそもそも少女じゃないし、ヤギ使いのペーター(しかも、なぜか黒人!)との事後のピロートークのシーンからストーリーが始まり、ハイジは行為のおかわり求めるし、ペーターはヤギの番をしながら闇チーズ(?)の売買に手を染めてることから、速攻で公開処刑的に惨殺されます。
そこから復讐に燃えるハイジは…というストーリーライン。
ロジャー・コーマンから始まり、ジョン・ウォーターズやトロマ映画まで親しんできたオレとしては、この手の作品の愉しみ方は心得ているつもり。
缶ビール片手にゲハゲハ笑いながら仲間内で突っ込みつつ観るべき作品ねと。
一人で観たけどさ。
しかし、ストーリーから考えても、ムダに背景のロケーションがスゴいんだよね。
劇中で追っ手に追い詰められたハイジが身を投げる設定の滝も、とにかく雄大で荘厳。
その落差を考えたら到底平気でいられるはずないのに、次のシーンでは滝壺から生還し、なぜか欧州を守護する女神配下の謎の修道尼から槍とか日本刀の訓練やカンフー的な格闘術の修行が始まります。
ストーリーの大半も女刑務所モノみたいだしね。
ロッテンマイヤーさん(を模したオバサン)が看守長。
何だそりゃ…。
もうバカでバカで、ものすごく頭が悪い。
そのくせ、さりげなくヨーゼフみたいなセントバーナード犬もいるしな。
しまいには、エンドクレジット前に、「次作は『ハイジとクララ』よ!」だってさ。
低俗さもここまで極めれば拍手喝采。
実に素晴らしい! バカ映画好きは必見。
でも、くれぐれも良い子は見ちゃダメよ。
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