一昨日見たテレビドラマ80年代の「熊嵐」同様に、戦前の北海道で起きた日本最大の人食い熊事件を題材に映画化された作品。
我らが千葉真一の監督デビュー作品。
ジャパンアクションクラブ創立20周年記念と銘打たれた真田広之主演作品でもあるため、先日の熊嵐とは異なり、アクションエンタメ要素が濃い印象。
真田さんは音楽監督も兼任し、主題歌の作詞作曲もこなしています。
ちなみに、全編の企画監修に深作欣二とクレジットされていますが、配給が松竹のためか、東映らしい破天荒さは全体的に薄めかな?
ただ、菅原文太が人食いヒグマ「赤まだら」を追う若きマタギたちを束ねるリーダーとして登場してきて、さすがの存在感を発揮しています。
その若きマタギたちが雪の崖を集団でロープ無しで滑り降りる(落ちる?)など、作品全体が前述のようにジャパンアクションクラブのプロモーション的な色彩が濃いですし、ヒロインもJACの新人が演じています。
しかも彼女は、冬の雪山の撮影シーンで皮のビキニだけでアクションさせられたり、主題歌を歌ったりと、銀幕デビュー作にして、いろいろかなりのムチャ振りをされています。
そんな感じで、爆破、乗馬シーンにスタントと、JAC風味盛りだくさんの対モンスターアクション映画に振り切った作品のテイストですが、実物のクマを使ったシーンの映像はそれなりに迫力がありますが、生身のマタギたちと絡んで闘うアクションシーンとなると、一転して着ぐるみ感が可愛すぎて…。
そんな90年代初期の映画ですが、まかり間違ってもこの作品を観ても実際のクマが怖くなることはないかと思います…。
サブタイトルのセンスも含めて、全編を通してアクション馬鹿ひとすじのサニー千葉感が全開と言えばそれまでですが…。
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