七夕生まれの美人女優にもおめでとうを!


先日読み終えた「冒険の森全集」初回配本の巻に収録された中編に触発されて、そそくさとネットオフで藤原伊織の短編集を入手して一気読み!


オレが「テロリストのパラソル」を読んだのが30年ほど前。すでに新宿の会社に転職して5年。その当時で下請け時代に納品や打ち合わせで通った時間も含めると成人前後から歌舞伎町近辺を十年近くうろちょろしていた計算となります。ゴールデン街だけでなく、当時のコマ劇あたりのオールナイト映画館まわりも含めてね。


あの頃は、まだ酒より映画だったからね。程なく酒と映画のセットになるけどさ。


そこから、戦後の男性モデルの草分けにしてトップ屋の経歴もある大先輩に勧められて「シリウスの道」を読んだのが20年前。


そんなこんなで、藤原伊織の小説は染みるのよ。この短編集を読んでも、単に文章の巧さだけでなく、片や仁侠小説から幻想的な純文学寄りのテーマ、企業小説とも言えそうなサラリーマンを描いた作品までと、ジャンルの懐も幅広くて深くてエモい。


読みやすさと修辞のレベルのバランスが個人的にちょうどいい。各作の底流には、常にほどよい恋愛衝動も流れているしね。この歳になると、この程度が好ましいのよ。枯れつつも枯れ切っていないのがさ。


今度、同級生の中でもとびきり美人な幼なじみに会った時にでも、よかったら読んで感想を聞かせてよってこの本を渡してみようかな?


相変わらずオレの口説き方は回りくどいですね。バレたら今さら口説くのかよって声出して本人に笑われそう。


確かに、いろいろなことに気づくのが半世紀近く遅い…。


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