誰かのレビューでも言及されていましたが、観終わると、この邦題を付けた担当者へ若干の殺意がじんわり湧く、これ禁じること我能わず。
原題を拙くも直訳するならば「聖者と罪人の地」かな?
やっぱりさあ。
重く垂れこめた鉛色の空。
全体的に彩度の低いアイルランド郊外の風景は、そこの地に長く住まう人々に培われた死生観すら、他の欧米のキリスト教的なものとはかなり違う影響を与えている気がします。
人の命も、所詮回る自然のサイクルの一部にしか過ぎないとも言うようで、日本や東洋のアニミズムにも近いような感覚。
殺し屋の主人公も冷酷なのか、情に厚いのか、一筋縄で判別はできません。
物語の進むスピードも演出も展開も、今のオレの年頃にはちょうどいい。
問題があるとしたら、コレを観ると無性にギネスが飲みたくなって、現地のアイリッシュをショットで引っかけたくなることかな?
できれば生きているうちに英連邦のどこかの田舎のパブへ行ってみたかったなあ…。
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