昨夜は、ひさしぶりに70年代後半のショウブラザーズの香港カンフー映画。
オープニングのタイトルバックに流れる修行場面を模した演武シーンから、もう胸熱!
やはりブルース・リーに軒並みやられた世代にコレはダメだ。
その影響は顕著で、本作の全編を通して観てると、アモーレ女将が演じる以前のアイフルのパロディCMが如何に真剣に作られているか、再認識するにも至りましたよ。
時はあたかも、清朝の圧政が続き、世間で密かに反清復明が叫ばれていた鄭成功の時代の大陸のお話。
というかさ。
最近は半万年を超えたらしい自国の歴代王朝の歴史の中で、あんたたち実際に漢民族が統治していた時代って、ほとんどないのね? 清だって満州人じゃん。
歴史書がすべて漢字で書かれているからと言って、そこに歴史的な連続性があるかどうかは、また別のお話ですぜ…なんて、下手に分物の付いた大人って素直に映画が見れなくて最近いろいろ困るわ。
同時にこの映画、三節棍を生み出した少林寺伝説の修行僧の話でもあるのね。
それにしてもコレを観ていたら、初めて香港に半分仕事で行った時のことを思い出してしまいましたよ。
前述の通りカンフー映画や、倉田保昭、ミスター・ブーなどの香港映画どっぷりで育ったガキでしたから、迷うことなく喜び勇んで現地のカンフーグッズショップに行って、帰りのトランクに詰め込んで三節棍の模造レプリカをお土産にしてしまう、あの当時のオレのバカっぷり! まるで中2から頭の中が全然成長してないじゃん?
もちろん街なか老舗茶室の烏龍茶葉や、日系デパ地下のフォートナム・アンド・メイソンの特大紅茶缶もちゃっかり買ってたけどさ。
当時も、香港は綺麗な真水が貴重で、ミネラルウォーターよりバドワイザー缶の方が安かったなあ…なんて、我知らず遠い目をしちゃいますよね。
そういうわけで昭和世代の中2病の追体験や、それで育った還暦ジジイの生態に興味のある方は、ぜひ本作をご覧あれ! 意外とテンションもアガります。
って、誰もいねえよ! 好き好んでそんなヤツ…。
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