さくら味を先取り…


ひと月ほど前に極めて私的な理由で観た映画の印象を備忘録的な意味合いも込めて書いておきます。


在京時に極めて懇意にさせていただいてた知人、世間的に言うなら仲のよかった飲み仲間の一人が本作のアクション監督をやりつつ出演もしているからです。


彼は隣りの岡山県出身者だし、他の人とはなかなか出来ないカルト映画と香港映画という共通の話題がすごく合ったからね。


そう言っても本作品体はアクションがメインの作品ではなく、インディーズではあるけれど少し佐賀県の町おこし的な要素も入っているのかな?


そのへん、どの程度まで地域の支援を受けているのかはオレにはわからないけれど、往々にして町おこし案件でよく見かける幕の内弁当みたいな観光地めぐり的な上滑り感満載な情景の撮り方は一切していません。


むしろ、かつてのATG映画を思い起こされるかのような正統派な印象の青春映画。家族や友人との関係、将来の進路、地域との関わりや己の性欲すら持て余している悩める10代男子が主人公のお話。


そこに脱文明や自然回帰の要素が混ぜ込んであるイメージ。


作中に散見されるインディーズ作品らしくない緊張感のある演出や編集ワークも含めて、一本の長編劇映画として意外に楽しめました。


それにしても、すごすごと4年前に尻尾巻いて逃げ帰ってきたオレとは違い、表現の現場でかつての知り合いはみんな、今も現在進行系で頑張っています。


オレも自分の表現に関しては、ちょっとアプローチのやり方をいろいろと考え直さなきゃいけない時期に来ているのかもしれませんね…。


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