瀬戸内は柑橘天国…


在京時、この季節になるとよく周囲に尋ねていたことがあります。九州から東北、近畿、北海道やら全国津々浦々から上京していた人たち、それぞれに「甲子園で自分の出身地の代表が負けたら、次はどこを応援する?」


やはり圧倒的に多かった答えは「お隣りの県」や「同じ地方の県」という答え。九州はやはり九州だし、東北は東北、関西は関西を応援する人が多いようでした。


翻って、自分は? と問われれば、オレの場合は、中国地方という地域の括りと、瀬戸内海に面した「向う三軒両隣り」の感覚からくる「瀬戸内沿岸地域」にも少なからずの親近感があります。似たような気候で育っているから、それとなく近しい県民性も無くはないかなとか思っていたりしてね。


日頃からオレの称えている「瀬戸内海は日本の地中海説」に準じるならば、瀬戸内沿岸部と島々に住む人間は「総じてラテン気質」ってことになるからね?


わしら皆、夏はいりこだしの素麺食って育ってきたんじゃろうが…ってね?


ちなみに中国5県の島根と鳥取に関しては裏手に住むご近所さんな感覚。


日本人って無意識に、南を表、北を裏と認識しがちよね?


今や放送禁止用語だけど、かつては日本海側を「裏日本」って呼んでたしさ。


そんなこんなもあって、本日の第4試合、オレは全力で島根県立大社を応援させていただきます。


個人的に、古代史と出雲蕎麦がめっぽう好きで、国譲り神話とか、まつろわぬ神とか、その言葉を聞くだけでゾクゾクしちゃう。人と神と物の怪がまだ混沌と共存していた時代とか、無信心な唯物論者のくせに大好き。オレにとって、神話は史実のメタファーだからさ。


そういうわけで、今夕、甲子園に選手の背中を目に見えぬ力で押す出雲の神々が降臨するかどうか、ややもするとコレは今年下半期の日本の運勢を占う一種の占卜の儀となるや否や?




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