高校の卒業アルバムより、当時のオレ…


祭りや宴の後の虚脱感と虚しさ侘しさに襲われ纏わりつかれ、倦怠感から日々生きることにすら無気力、無感動になっている自分がいたりします。


そんな折にやっとこさ読み終えました。


この書籍のベースとなるものが論文ですからね。最初はすごく読みづらかった。


日本人には馴染みの薄い書籍や歴史の引用が多いのと、原文はたぶん関係代名詞だらけの構文なんだろうなと予感される、直訳型の訳文が素直に頭に入ってこなくて四苦八苦。


それでも少しずつ読み進めていくと、オレが最も興味のある、近代アメリカ人の道徳観や倫理と法の支配の優位性やバランスに関する言及が増えていくにつれ、俄然面白くなってまいりました。


チャンドラーはともかくハメットに関して言うと、オレは「血の収穫」しか作品は読んでないくせに映画の「ハメット」観て、とりあえず何となくわかった風を装っているだけなんだよね。ホント、軽佻浮薄なヤツだ。


結論としては、創作時の人物造形の設計理論書としても楽しく読めたかな? 総じて長いものに巻かれるだけの生き方しかあまり選んでこなかったオレには、己と自律する男の世界とは最も縁遠い気がしなくもないけれど、とかく人間は自分から離れた世界にほど、強い憧れを抱くものですから…。


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