何か米を食う気になれなくて代替…


今回の末尾リンクの映画は、以前に紹介したこともある作品。何度もこうやってオレが言及しているってことは、詰まるところ、かつての「天山回廊」とかで「出会い頭に何かとんでもなくヤバいアクションシーン観ちゃった体験」にハマって以降、常に求めがちなその手のジャンキーでもトベそうになる映画ってことです。観てるとよくわからない脳内物質が出てきそうな映像体験ができます


正確に言うと、キアヌ・リーブス主演のアクション映画「ハートブルー」のリメイク版になりますけどね。もちろん、オレはオリジナルも嫌いではありません。


このリメイク作品では、いわゆるXゲームと呼ばれるエクストリームスポーツのノウハウを駆使する犯罪集団と捜査側の攻防が話のメインとなるのですけど、その集団が信奉するXゲームの伝説の試練の達成記録を打ち立てたのは日本人という設定となっています。


新しいジャンルの都市型スポーツでも、どんな危険度外視した究極系のチャレンジにしろ、最初に突っ込んでいって世界的な伝説を打ち立てるのは常に日本人ってのは、今や定石なの?


まあ、オレにも世界的な登山ギアのブランドにスポンサードされて、ネパールとかで無酸素登頂とかに挑戦している知人(オレみたいな素人には彼がどこの領域の何を目指しているのか皆目わからないんですけどね…)がいるのですけど、彼は登山のオフシーズンの日常ではボルダリング教室の講師を生業としてやっています。


決してザ・山男然とした風貌とは縁遠い小柄で飄々とした仙人感も漂う肩の力の抜けたイケメンタイプの彼の両手の指の第一関節もすべて変形していたもんなあ…。


常に指が壁や岩にガチっと固定されロックがかかるように力を入れているからなんでしょうけどね。実際に彼がクライミングしているところは見たことありませんが、常人離れした事が出来るはずなのは、実際にその変形した手を見たり握らせてもらうだけでオレみたいな素人にも伝わってきました。


そういう日本人アスリートが伝説や物語のバックボーンとなりがちな設定が世界的に違和感なく受けとめていただけるのも、日本人としては若干面映ゆいところが無きにしもあらずではありますが、体格は別にしても器用さとストイックな情熱と身体能力のバランス的には、日本人って、そういうファンタジー設定に説得力を持たせる人種的で潜在的な何かしらを他国人に感じさせるのでしょうか? 世界的に日本人は、唯一無二で独特なチートキャラという認識?


そんなことを連夜のクライミングとかブレイキン観ながらまた考えてしまいました。


そして現実でも、その分野での先駆けや伝説的な存在にはなれても、決して君臨するほどまでの絶対的な王者にはなり切れないところもまた、日本人らしいな…なんてね?


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