変化はなくとも過去に壊れてはいます…


本日は、年に一度の脳のMRI撮影と、その結果も踏まえての診察。


結論としては、昨年から解析画像の変化はないので、新たな卒中が起こる可能性は極めて低いとのこと。


一般に、脳出血および梗塞の卒中経験者の10年以内の再発率は半数を超えると言われております。


それは卒中の発症が生活習慣病に起因する場合が大半であるため、予後が安定してくると喉元過ぎれば熱さを忘れるで、よほど自制心が維持できないとほどなく発症前のリスクの高い生活習慣に戻ってしまうためだと推測されます。


一方、オレの場合の発症要因は、副腎の良性腫瘍が引き起こす原発性アルドステロン症らしいので、再発予防策としては、こうやって年に一度の脳画像の撮影と診断を欠かさないこと、毎月の内科検診と定期的な血液検査で、血中ミネラルの管理、服薬習慣による高血圧対策を安定的に維持する生活だけで充分かと思います。飲酒に関しては、肝機能異常を起こしたりアル中にならない範囲で李白でも気取りながら今後も嗜みます。通風はともかく、糖尿の気配はないからね。


現在ある副腎の腫瘍摘出に関しては、年齢的な身体への負担を考えると、摘出手術ではなく温存して、血中カリウム濃度を定期的に監視しながら基準値を下回り続けた場合のみカリウム錠剤を服用してコントロールする方が、あらゆる面でリスクが少ないであろうとの診断を在京時の主治医(スキニーデニムの若くて綺麗な女医さん)からいただいています。


おそらく死ぬまで、今いる腫瘍とは友だちとして一緒に暮らします。


以上、昨年とほぼ同じ内容を書いていますが、自覚症状の少ない脳疾患の予防としては実際これが精いっぱいよね?


さすがに帰郷して3度目のMRI撮影。慣れもあってか、また今日も爆睡した。


そして未だに思うのが、MRI撮影中はケミカル・ブラザーズかリンキン・パークでも爆音で枕元に流してくれれば少しは気が紛れるのにとね…。


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