またキツいモノを観てしまった。
ポーランドのミステリー映画。世間的にはポーランド版の「セブン」と言われていることからも、いろいろエグいです。とりあえず本家より殺害方法や遺体をかなりキッチリ見せてくれるので、悪趣味耐性の低い方は避けた方が賢明です。
馬に遺体を市中引き回しさせるやら、文字通りの劇場型犯罪と言うべきなのか、オペラの最中の舞台で女性官僚が悲鳴が出せないよう声帯を切られた上で火炙りにされるとか、その悪趣味ぶりは極まりない。
そして、どれもが過剰に残酷な殺害方法がゆえに、犯人にどんな理由があろうとも、これでは微塵も同情できない。
主人公は、ルックスも人柄も決してよろしくない女性刑事。その相棒も、少し太めのおばさんという、観客側の一切の感情移入を拒否せんばかりのキャスティング。ゴリゴリやり手な存在感は確かに感じますけどね。このあたりも監督の露悪趣味的なセンスなのかも。
生きた馬を使ったシーンなど、緊迫感のある演出もとても上手だと思うのですが、それよりも全体的に趣味と後味の悪さがとてつもない。
犯罪ミステリとしては、犯人判明時のドンデン返しからの、さらに最後にも爆弾を投げつけてくれます。言われりゃ確かに伏線はあった気はしますが、マヂか…。
さて、あなたはだまされて、ホホウ…と感心するか、それともふざけんなと怒りだすか…?
オレは4:6の感情配分で後者優勢です。
https://www.netflix.com/jp/title/81221656
