定番の揚げないコロッケ!


実は、月木、週2回の病院系リハビリ施設で毎回のメニューになっているレッグプレスの負荷を、今年の初回から40キログラムに5キロアップしています。


だいぶ前に目標としていたところをシレッとクリアはしているのですが、正直なところ筋肉の負荷的には大したことのない感覚。


オレの麻痺してない方の健足側の片脚一本でも、おそらく自分の体重相当分の負荷60キログラムはこなせるかと思います。


それでもこなせるからと、無闇に負荷を上げて筋肉量を増やすことよりも大事なことがあります。


あくまで、このリハビリの目的は、麻痺側の左膝が自分の意思で屈伸できるようになること。


神経の命令で動く筋肉も最低限の量は必要ですが、それよりも自分の思い通りの筋肉に命令が出せる神経のリレーシステムを再構築することの方が何より大事。


それを踏まえて、意外と軽く感じる40キログラムの負荷でも、動く右側になるべく頼らずとも麻痺側の左に比重を置いて屈伸できることを今は意識してトレーニングを続けています。


おかげさまで、朝に出かける際に、玄関ドアを開けた後にドアストッパーを前に屈んで落として固定する作業や、逆に帰宅した後に、固定された玄関ドアのストッパーを引き上げる動作をする際の共用廊下面に向かって屈む時の恐怖感が以前よりかなり軽減されました。右手側に何か身体を支持できるモノさえあれば、床にだいぶ手を伸ばせる。簡単に下に落ちた紙が拾えるとまではいきませんけどね。


すなわち、よろけて膝カックンして尻餅をつくリスクがそれなりに減っています。


もちろん、将来的には念のため管理組合の許可を取った上で、玄関ドアを片開きから引き戸タイプに交換すればいいのですが、先立つものの確保やら、説明と交渉の手間もありますから、一朝一夕のすぐにはハード面でリスクを根本的に回避することはかなわない。あくまで理想的な生活環境が実現するまでは、現実的には運用でカバーするしかない。


そんな、日常の生活上のリスクを軽減できる身体能力の確保こそが、リハビリの本来の目的です。


筋力だけに頼らないスムーズでなめらかな生活動作。これこそ、いまオレが切に望んで止まない自分の能力です。


さて、次はどんなリハビリ上の目標を立てましょうかねえ? 握力の年内40キログラム突破以外で。


そもそもオレは、精神的に体育会系気質なわりには、マッチョすぎる筋肉バカもあまり好きではないしさ。たとえ筋肉バカな映画は大好きでもね。


さて、明日は就労移行支援施設で行う初めての担当者会議です。


https://www.jarm.or.jp/civic/rehabilitation/rehabilitation_04.html