オレの暮らす街は広島県の東部県境にあり、すぐ、隣りの市町は岡山県となる。
そのため、気候風土文化といったところから方言や県民性まで、岡山の影響も少なくない。
程度の「すごさ」を表す言葉も岡山の「ぼっけえ」と広島の「ぶち」を併用します。少なくともオレのまわりは昔から。
それで末尾リンクの交通マナーの話だけど、どちらの県にしたって全国最下位レベルを争うというお粗末なものです。
自分の皮膚感覚で言えば、地元の電動車椅子での外出に際しては、在京時の倍ほどの不安と恐怖を潜在的に感じています。
車歩分離されていない脇道が多いという環境面からくるものと、リンクにあるような横断歩道通行時の車椅子への配慮の無さは、こちらが横断中にも関わらず近くまで迫ってくるなど一時停止以前の問題にも思えてくるのです。
特に、コンビニやスーパーの駐車場から歩道を横断するように大きな公道へ出る際の一時停止をあまり積極的にしないですね。車椅子だけでなく自転車や歩行者が歩道を通過中でもお構いなしな感じ。
さらにオレの印象では、ここらへんではタクシーや配送車などの業務ドライバーの方が一般車両より運転が荒い気がします。あとはご多分に漏れず高齢ドライバー。見慣れないから、一旦判断停止してしまうのかもしんないけど、とりあえずショッピングモールなどの施設内駐車場へ出入りする走路はマックス10キロ前後で走って歩行者優先でよろしくお願いしたいな。
プロドライバーで言うと、帰郷間もない頃、普通の交差点で横断歩道を向こう側へ渡っているオレの車椅子の前後を左折や右折で引っかけかかったのもタクシーと小型トラックでした。
あれ以来オレは、こちらでは慣れた道でも歩行者信号が点滅したらタイミング的にいくら渡れるとわかっていても、必ず横断を諦め、次の青信号を持つようにしています。信号のギリかフライング気味に曲がって突っ込んでくる車を避けるためにね。
所詮こっちは歩行者あつかい。最大速度も法定で6キロと決まってるから、多少急いだってたかが知れてるしさ。努めて鷹揚に構えるようにしています。
こちらの地上波では、そんな全国下位レベルな交通マナー向上のため「ゼブラストップ運動」なるキャンペーンを今は熱心に展開してますけど、はてさて、その効果と結果はいかに?
オレの意見としては、スーパーの中で車椅子の動きや動線を気にすることもなくカートや買い物カゴごとこちらの進行方向へ身体で横から割り込んでくる民度から何とかしないと推して知るべしでしょう。
そういうヤツがハンドル握れば当然、ねえ…。
https://www.chugoku-np.co.jp/articles/-/115393