学生みたい…


帰郷した翌年の夏、つまり去年の夏にこちらで左麻痺側の短下肢装具を新調した。


発症前にあった筋肉がその後の2年間でほとんど落ちてふくらはぎがかなり痩せてしまい、その結果としてリハビリ入院中に作ったそれまでの物では、装具と足の隙間の遊びが大きくなってしまったからだ。


今日は、その装具と靴下の話をしよう。


こちらで新調する前のプラスチック装具の色は黒だった。


発症前から黒のボトムスと黒の革靴がオレの日常的な出で立ちだったので、オレ自身もその装具を違和感なく受けとめていた。当然、発症前から保有している靴下も黒や藍色の暗い色しか持っていなかった。


ところがどっこい、こちらで新調した装具の色は白色。何色にするか聞かれなかったオレは当然同じ黒で来ると思っていたので、正直渡された時はかなり面食らった。


これはマズい。オレ、白い靴下なんて、スポーツ用で数えるほどしか持ってない。


このままあり物で対応して靴とズボンの隙間から覗く装具と靴下が白黒みたいにコントラストのついた配色ってのは、ちょっと個人的にあり得ない。


オレは倒れる前から基本モノトーンな男なのだ。


焦ってニッセンで白の学生用ハイソックスと短い靴下をセット買いしましたよ。


運動部学生でも日常の汚れが目立たないという、本体は白、つま先からかかとまでの底面がグレーのものを。


オレは、この同じ配色の短い方を動く右足に、ハイソックスの方を麻痺側の左に履いています。


実際にサポーターとかいろいろ試してみた結果、装具と足との摩擦や蒸れを軽減し、日常的な取り回しが最も簡便だったのが結果的にハイソックスだったからだ。


この方法、夏場は暑いかと思ったけど、実はそうでもないし汗で湿気ることもなくマメに替えればむしろ衛生的だと思う。同じ短下肢装具のユーザーは、ぜひお試しあれ。


そういうわけで、オレは毎日、左右で段違いの高さの同配色の靴下を履いているのだ。


ところが、多くの女性のように末端冷え性ではない、逆にむしろ子どものように手足の末端が火照りがちなオレは靴下を履いたまま寝ることのできない体質。


そこで寝る前には、装具を外して靴下を脱ぎ、ベッド横の据え置き型の手すりに目覚めるまで陰干しするということをルーティンとして取り入れています。実際の交換は現行週に4回の入浴時の着替えで。


もちろん、昨夜もベッド脇に、その高さの違う靴下を一組、ぶら下げて眠ったんだけどさ。


悲しいかな、今朝起きてもそのどちらにも何も入ってはいなかったよ…。


https://www.sasswalk.jp/thoughts/cat02/312/#:~:text=%E7%9F%AD%E4%B8%8B%E8%82%A2%E8%A3%85%E5%85%B7%E3%81%AE%E4%BD%BF%E3%81%84%E6%96%B9,%E3%81%93%E3%81%A8%E3%81%8C%E8%80%83%E3%81%88%E3%82%89%E3%82%8C%E3%81%BE%E3%81%99%E3%80%82