オレは帰郷してから一度、歯の詰め物が取れたのを治してもらうのをきっかけにして以来、2年以上、毎月一回の歯科検診に通っています。
しかも、自分が小学校低学年の時に通っていた歯医者さんです。もちろん代替わりされておそらく息子さんが院長をされているのでしょうが、毎月の検診担当はうら若き女性歯科衛生士さんです。
そこで毎回、歯肉検査されて歯石チェックや炎症とか歯周病の兆候を調べてもらうのですが、今のところ目立った症状は何もなし。
それどころか、若い彼女に綺麗に磨けてますねとか褒められると、年甲斐もなく嬉しくなります。
というか、若い女子に褒められて無駄に喜んでることこそ、真正な年寄りの証明ですね。
しかし、この分でいくと、80代で自前の歯20本を維持するのは問題なくクリアできるかと?
そして毎度のクリーニングの後、フッ素コートする前に必ず彼女に「何か気になるところはありますか?」と尋ねられるもので、昨日、意を決して問いかけてみました。
「下の正面前歯2本の根元のスキマが少し気になるのですが…」
「それは…」と言い淀む彼女。
どうやら、それは加齢によって歯肉が下がるという自然の成り行きであって、積極的な治療としての対処法はなく、根元が見えてくることによって虫歯の可能性が上がるのも確かなので、その予防に専念する以外に打つ手はないってことらしい。
こうやって、何もしなくても年寄りくさい見た目がまた加速していくのね?
実はオレ、片麻痺のせいもあって左の口角がうまく引き上げられない分だけ、普通に話してても、おそらく以前より下の歯が対面する相手に見えがちなんだよね。
正直、日ごと、鏡の中の自分が来年84歳のオヤジの風貌に似てきているのを実感します。
さらには老醜という言葉が身に沁みます。
それと同時に、世間の三十路、四十路の女性に眩しいほどの若さを感じて近寄りがたい気持ちにもなります。
今さらもう、同い年も含めて自分より年下と付き合うのって一種の淫行に等しい犯罪行為じゃね? ぐらいの体感です。
そんな老体の口腔ケアなのですが、転居して嬉しいことをここで殊更に挙げるとすると、洗面台があるので、椅子に座ってゆっくりヒゲが剃れて、歯磨きができることかなあ。
好みのコンパクトヘッド硬めの歯ブラシで奥歯をブラッシングする習慣。コレはこれで、年寄りのボリュームゾーンにさしかかったオレにとっては、重要で至福な時間なのかもしれません。
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