初代タイガーマスクに始まり、闘魂三銃士、四天王、リングス等々
2009年6月13日までは本当にプロレスが好きだった。
テレビゲームのファイヤープロレスリングに滅茶苦茶ハマってエディットモードでオリジナルレスラーを作ってCPUに操作させて自分だけのリーグ戦とかを開催したりしてた。
ボードゲームのプロレスゲームは正直なところ満足いくものにほとんど出会ってない。
数少ない中でプロレスらしくて楽しいと思ったのは80年代にツクダホビーから発売された
『ザ プロレス』
自分で作ろうと思って色々と考えたこともあったけど上手くまとまらなくて頓挫中。
ここからやっと本題。
今回紹介するゲームは総合格闘技対戦ゲーム
『ゲキシンKO』
今までの前ふりは何だったんや?ってくらい、ぶっちゃけプロレスゲームじゃないけど(プロレス技もあるけど…)システムは嫌いじゃないし世間一般で言われてるクソゲーってほどクソでもなかったので真面目に紹介する。
ゲキシンKOはグラパックジャパンが販売したボードゲームシリーズの1つで、スタイリッシュなパッケージとオサレデザインで誰をターゲットにしてるのかよくわからんシリーズとして一部で有名。
総合格闘技ゲームらしく大量の技カードが入ってるけど、どのカードも名前とステータスに違いがあるだけのスタイリッシュさなので見ても面白みは無し。
体の部位を6種(首、ボディ、左右腕、左右足)がパラメータとしてあって、技を食らうとどこかの部位がダメージを受けてマックスまでいくと負け。
カードには技の名前、レンジ、ターゲット、ダメージ、モーション、特殊効果が書かれていて、重要なのがレンジとターゲットとモーションの3つ。
【レンジ】はその技を出せる間合で、打撃技やタックルは遠距離、組み技は接近しないと出せないみたいなイメージ。
【ターゲット】はその技が成功したときにダメージを与える部位のこと。
ボディだけは技が成功したときに全てのパラメータにダメージを与える。
【モーション】はその技の成功しやすさと言えばいいのか。
6D-モーション値がガードできる箇所で、6箇所のうちどこをガードするかを相手の技カードを見ずに予想する。見てしまったらそこだけガードすればいいいだけなので。
一応、技カードは3種の色に分かれていて、それぞれ遠距離中心の構成、近距離中心の構成、その中間の構成みたいな感じで特徴があって、カードの色とレンジから技の予想をするのが少し楽しい。
流れとして
攻撃側のレンジ移動
技セット、モーション値宣言
相手、ダイスを振りガード
技成功→連続攻撃
技失敗→攻守交代
こんな感じでターンが進み、どちらかのいずれかのパラメータがマックスを超えるようなダメージを受けると敗北となる。
うん、書いてても全く面白そうに思えん。
コンポーネントがスタイリッシュ過ぎて想像力が無いと楽しさ半減するし。
でも実際遊ぶとそこそこ楽しいのよ。
で、一番大事なことがあって、このゲームには技カードのブランクカードが数枚付属していて、これをコピーして好きなプロレス技を作って、レスラーカード作って得意技を決めたらダメージプラスとか、足に古傷があるから最初からダメージ受けてるとか。
頑張ればプロレスゲームが作れるんじゃないかと。
たぶん作らんけど。