今年のコンクールは灼熱地獄の中開催されました。
毎年そうなんですが、会場に行くと男のピアノ講師って私一人なので結構寂しいんですよね。
変に目立つし。
レベルの高い演奏が続く中、私自身も出演者の演奏を聴いて勉強になることがあります。
それは、指導者の先生方が普段どのようなレッスンをされているか、というところです。
特にバッハですね。
バッハっていうのは、ピアニストや作曲家にとっては非常に重要なポジションにいるおっさんですが、彼の曲を広めたのはあのメンデルスゾーンです。
大昔のバッハの時代とは違い、重く頑丈で音色の幅が広がったピアノという楽器は、ロマン派奏法の影響を受けました。現代ではこの解釈で演奏する方が多いです。
対して、より伝統的な(バッハの時代)演奏法も存在します。バロック時代の楽器の特徴を現代のピアノで再現しようという試みです。
どちらのお教室がわかりませんが、今大会で後者の解釈で演奏されたBブロック4年生の女の子に感銘を受けました。たしか金賞を取ってました。
ホールで弾くということをよく考えて、響きを計算し尽くした演奏でした。先生がとても素晴らしいのでしょう。
さて、うちの教室は今年5人出場し、金賞を二人、銅賞を二人頂きました。
受賞した生徒はぼちぼち喜んでいました。
私が、「コンクールでてみーひん?」と誘った2年生の男の子がいます。
「絶対受賞させてあげるでー」
と言ってから数ヶ月。
見事金賞を受賞しました。
今回は一人だけ、受賞出来なかった生徒いました。これはイケるやろと感じるほどの、素晴しい演奏をしましたが、審査員の好みに合わなかったのか受賞を逃しました。このレベルの演奏になると、好き嫌いが別れてしまいますね。
皆お疲れ様でした!
また、保護者の方々のご尽力、誠に有難う御座いました。今後のさらなる成長を期待しています。
それから会員の皆様、夏のご挨拶を頂きまして有難う御座いました。
美味しく頂きました。
めっちゃデカい。