海外から帰国している友人たちとの集いに「ロイヤルウェディングアフタヌーンティー」を予約していました。
そんな矢先に英国から届いた訃報…
<帝国ホテルはエリザベスⅡ世女王陛下の崩御の報に接し、心から哀悼の意を表します>
女王陛下のニュースはとても悲しいですが、プラチナ・ジュビリーを記念して帝国ホテル東京料理長が創り上げたといわれるスイーツを楽しみに出かけてまいりました。
待ち合わせたロビーの装花、この季節は目の覚めるような色鮮やかな「ケイトウ」で彩られていました。
当時のステイタスシンボルでもあった美しいレースの扇子
ロイヤルコレクションとして王室で受け継がれているティアラのレプリカ
女性なら憧れるお姫様ティアラですが、王室や皇室の方々にとっては特別な意味を持つ格式高い装飾品なのでしょう。
時期も時期でしたので、とても厳かな気持ちで展示を見て回りました。
そしていよいよ17階インペリアルラウンジへ。
女王陛下の素敵な笑顔に迎えられて
東京料理長 杉本雄がエリザベスⅡ世女王陛下に贈る「45°」という真っ白なケーキ
英国王室の歴史と伝統のシンボルともいえるティアラは、45度の角度で身に付けると最も美しいと言われているそうです。
傾けられたキラキラティアラがとても美しいケーキです。
とても工夫が凝らされた組み合わせのケーキはとても上品で優雅なお味でした
英国民が愛するレモンドリズルケーキやバッテンバーグタルト、チョコレートティフィンも独創的な形でしたが、どれもとても美味しいスイーツでした。
2段目のお皿にはウェディングリングに見立てた煌びやかなサーモンやコロネーションチキンサラダと…
「オレンジブロッサムの花冠」
ヴィクトリア女王は純潔の象徴として、結婚式ではオレンジの花で作ったシンプルな冠をつけられたそうです。
それ以降、オレンジの花はとても意味のあるものとして英国王室の花嫁に受け継がれているそうです。
あまりに可愛い冠に、心がときめきます
3段目のお皿にはローストビーフ&きゅうりのサンドイッチと、ホワイトチョコが乗ったスコーン、そして…
「パスティハットを華やかなスタイルで」パスティハットなんて…女王陛下がいつも身に付けていらした素敵なお帽子がモチーフなのでしょうね
お皿に散りばめられたオレンジの花がとても清楚で美しく、心に残るアフタヌーンティーとなりました。
こちらにもロイヤルウェディングを彩る数々の装飾品などが展示されていました。
ティータイムに予約をしていましたので、帰る頃にはちょうど美しい夕焼けを見ることができました。