時間が欲しい。

タイパ・コスパの時代だからではない。

40歳になったからだ。

 

命の重みが違う。

30歳の頃、はやく38.5歳になりたいと思っていた。

定期購読していたファッション雑誌、「OCEANS」は38.5歳がメインターゲットだった。

「いくつになっても冒険野郎」、これは別雑誌であるサファリのキャッチコピーだったか。

 

現在40歳、冒険してねぇええええ!

老活が頭をよぎり、未来を見すぎるあまりに焦る。

時間を有効に使わなあかん!とプライベートも合理的に動く。

合理的に動けば動くほど、心が窮屈になり、ホンマに合理的なん?というパラドックス。

 

お金を貯めようとするほど冒険できない。

友達と会うことも減った。

アマプラを見て、音楽を聴いて、読書で人生のレジェンド達と会話する。

 

極論、お金があれば人と関わる必要なく生きていける。

特に現代は一人で、低コストで楽しめるものが多く、一人で生きていく環境は整いまくっている。

だからFIREを目指すのだろう。

 

苦しい時は思い浮かべる。

河原を全速力で走っている自分の姿を。

私のバック(空)にはレジェンド達が現れ、笑って見守ってくれている。

それだけで力が湧きあがるのだ。

前を向いて走れるのだ。

 

そう、キン肉マンⅡ世のOPだ。

 

あの時深夜まで起きて、Ⅱ世を見ていた時間は無駄じゃなかった。

人生、無駄なことは何一つない。