優先座席に座るか否か問題は常々勃発している。

私は乗車客が少なく、疲れが溜まっている時は座る。

 

通勤時間が長いため、ずっと立ちっぱなしは疲れる。

でも座りすぎも体に悪い。

立ち座り、あるいは座り立ちみたいな適度な体勢はないのか。

ヨガを究めるしかないのか。

そんなことを考えながらダルシムを思い、少しニヤける。

 

先日の会社帰り、電車に乗ると、優先座席のボックスシートが空いていた。

疲れがピークで、自分を一番に優先し座った。

自分の中で、「優先」に対する主観と客観が入り交じったが座った。

 

次の駅に着き、40代位の女性(Aさん)が私の斜め横に立った。

私と私の前に座っている人(Bさん)はスマホに夢中。

 

その女性は、Bさんの肩をたたき、「席を代わってほしい。」と言った。

顔を上げてAさんをよく見ると、ひどく疲れている様子だった。

 

Bさんは立ち上がり、とっさに私も立ち上がったが、結果的にBさんが席を譲ることになった。

その後、私はAさんを前にして座っていたが、終点間際Aさんに話しかけられた。

「さっきはありがとう。めまいがひどくて。立ち上がってくれた気持ちが嬉しかった。」

そして飴をくれた。

 

私は心がぶゎっと温かくなった。

それと同時に、愛に飢えていたことに気付いた。

優先座席に座っているのに、察知せず座っていた自分を恥じた。

 

超相対的な愛、それはお互い様の気持ちだと思う。

 

誰もが自分の目の前で急に人が倒れたら、その人が善人か悪人かなんか考えずにとっさに助けると思う。

そこには自分自身が善人か悪人かも関係ない。

 

とっさに動く。

それで十分。

人は皆優しいのだ。

 

「私はバカだからうまく言えないけど、涙が止まらないのだ。」

ジャングルの王者ターちゃんが言っていたセリフ。

今ならめっちゃ分かる。

 

あぁ、もうジャングルの王者になりたい。

脱サラしてジャングルの王者になりたい。

アナべべみたいな面白い友達が欲しい。

 

そうだ、今日はターちゃんを大人買いしよう。

良い週末になる予感しかない。