昨年9月に推しが引退してから
そのほかにも数人が毎月続々と休業・引退して
劇場に行く頻度もだんだん減っていった。
そして、
昨年末楽日に浅草→川崎へのはしごを最後に
8年間続いた観劇をお休みしている。
諸事情で引っ越ししたり
年度末・年度初めのため仕事もあわただしくしていて
現在、たまにリボンさんと吞んだり
おやつを食べるくらいの接し方になってしまっている。
また数年前からリボンによる応援を含めて
裏方に徹しようかと「ステハン倶楽部」と称して
活動しているが(ただの呑み会!?)、
そのような仲間に劇場話を聞くのが今は楽しいひと時である。
リボン投げ用のリボン巻き機製作については、
以前から特に推しが引退した昨秋から
巻き機制作の関西のK巨匠のご厚意で
いろいろなことを教示していただいた。
以来月数件程度、巻き機改造、修理、軸作成に携わってきた。
それでも観劇を休むようになって
月に一件あるかないかの頻度に減ってきた。
ただ推しが今いないから足が遠退いているだけで、
ふと思いたちそのうち行くようになるような気がするので、
今年も年に一回の、リボン応援に役がたつかもしれない、
いや、ほとんど役に立たないどうでも良いことをやってみた。
今回は簡単に軸が作れないものかと
3Dプリンターで製作してみました。
その過程をリボン5周年記念として記してみます。
【はじめに】
リボンを巻く際に用いる道具といえば
現在スタバやHARIOなどのミルクフォーマーや
電気シェーバーたまに毛玉取り機などマブチモータ―みたいな
小型の有鉄心のものが用いられている。
リボンを巻けるようにモーターに先端をひっかけてから
巻き取るための通称「軸」なるものを
アダプターとして使うのが通常である。
その軸はステンレスチューブでできていて
片方の下端は弾性プラスチックを埋め込みモーターと接続、
もう片方の上端はリボンを巻き取りできるよう溝を掘っている。
リボンさんが使っている巻き機に付けている軸は
ほぼ関西のKさんの作成によるもので
我々はその恩恵にあずかっている。
昨年からわたくしも作り始めているが
今回単一素材で1工程でできないかと考え、
3Dプリンターで製作してみた。
【作成方法と結果】
簡単なCAD(今回はフリーソフト「Tinkercad」)で設計後に
ABS樹脂*1, またはPLA樹脂*2で作成した。
【その1】~【その3】の方法によって調製した*3-*5。
(図1)
図1:奥二つが【その1】真ん中が【その2】右が【その3】
手前はサポート材を組み込んだ両手を広げた人形の例)
3Dプリンター作成時の様子は以下のとおり(図2)
(図2:軸の作成過程【120倍再生】)
【その1改】で作ったものが軸として使うことができた*6。
(図3)
(図3 3Dプリンターで作った軸を使ってリボンを巻いてみる)
【まとめ】
現状まだまだ実用には程遠いが、
とりあえず応急措置用になら使えるかなと思う。
K師匠にはリボン全般にわたり大変お世話になっています。感謝しています。
ーーーー注釈、参考ーーーー
*1:ABS
*2:PLA
*3【その1】
3Dプリンターでは樹脂をプリンターのように2次元面内に射出してそれを重ねて構造体を作るため、まず単純に円筒を垂線方向に立てて作成した。
ちなみにオーバーハングするときには下記のようにサポート剤といわれる細い柱をあらかじめ各所に埋め込んで作成することで射出した樹脂が垂れないようにすることができる。しかし入れると後で削らなくてはいけないので、面倒である。今回オーバーハングするのはワッシャー部の2mm程度なのでサポートなしで作成した。ワッシャー部で樹脂の垂れが少々あった。
水平方向に強度が高くなく、シリンダー部やひっかけ部が折れやすかった。
*4【その2】
強度を優先させるために軸の円筒を水平において作成してみた。ワッシャー部から作成するためそれ以外の大部分が浮いた状態から開始するので、サポート材を数か所差し込んだ。またひっかけ部分もオーバーハングするからそこにもサポート材を埋め込むように作成した。
作成時間が5分の1程度に短縮された。また、円筒強度は増し、ひっかけ部分も折れにくくなったがサポート材除去の手間がかかるし、円筒もその1の作成のものよりギザギザになってしまい、使えるレベルにするのに結構手間がかかった。
*5【その3】
強度を保つためリボンひっかけ部をステンレスプレートを差し込めるようにしてみた。(補図1)
(補図1:L5×w2×H24mmステンレスプレートを
軸に5mm差し込んでH19mmとして使用)
強度も高く実用性には向きそうだったが、所定のサイズのステンレスプレートを安定して埋め込むのに労力が必要だった。改善が必要である。
*6【その1の改良】
PLAは作成後にアニーリング処理*7により強度補強、脆性改善が見込まれるので、作成後に100℃で30分電気炉の中に入れる処理した。
使ってみたところ、折れにくくなっているようであった。
また、サポート材を入れないで樹脂の垂れを防ぐためにオーバーハングするところをコーン状にネズミ返しのように徐々に拡大してみた。その結果、垂れは減った。
また、ひっかけ部が適度にギザギザなため溝に加工をすることなくてもリボンを差し込んで適度に引っ掛かりやすく巻きやすかった。また、巻いたリボンもきれいに取り出せた。
*7: アニーリング処理
【最後に】
今年になってから新しい生活に入ったが、
昨年みたいにまた楽しく過ごしたいとおもう今日この頃です。


























