向日葵の空かがやけり波の群 水原秋桜子季語は「向日葵(ひまわり)」で晩夏。向日葵が一本ならば、「空かがやけり」は少し大げさな気がする。群生していると想像する方が「波の群」とも響き合う。海を見下ろす丘の上の光景か。まさに秋桜子が理想とした印象派の絵のような、外光に満ち溢れた作品。