季語は「露涼し」。
「涼し」だけなら三夏だが、「露」がつくと晩夏の印象。
表現の中心は「露」。若く見られた喜びと老いの寂しさとが綯いませになったような心情を「露」から感じる。
「涼し」だから、喜び八分、寂しさ二分といったところか。

〈追記〉
作者名の恵は草冠のつく旧字。