季語は「辛夷」で仲春。
東京だと桜より少し先に見頃となる。花は白く大きく昼間だと目につくが、花弁が一つずつ離れているせいか夜になると闇にまぎれてしまいやすい。少なくとも同じ時期に咲く木蓮が夜目にも明らかなのに比べればそういう特徴があるだろう。本作は辛夷のそういう印象を捉えていると思う。