浄化(カタルシス)とは、さっきから論じられてきたように、魂をできるだけ肉体から切りはなし、そして魂が肉体のあらゆる部分から自分自身へと集中し、結集して、いわば肉体のいましめから解放され、現在も、未来も、できるだけ純粋に自分だけになって生きるように、魂を習慣づけることを意味するのではないか。

出典:プラトーン著、田中美知太郎、池田美恵訳『ソクラテースの弁明 クリトーン パイドーン』(新潮文庫、昭和43年)より「パイドーン」P154

$とある雑誌編集者のアリャリャな日常

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