世にもすぐれた人よ、君はアテーナイという、知力においても、武力においても、最も評判の高い、偉大な国都の人でありながら、ただ金銭を、できるだけ多く自分のものにしたいというようなことにだけ気をつかっていて、恥ずかしくはないのか。評判や地位のことは気にしても、思慮や真実は気にかけず、精神をできるだけすぐれたものにするということにも、気もつかわず、心配もしていないというのは。

出典:プラトーン著、田中美知太郎、池田美恵訳『ソクラテースの弁明 クリトーン パイドーン』(新潮文庫、昭和43年)より「ソクラテースの弁明」P47~48

$とある雑誌編集者のアリャリャな日常

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