year2067. 原作ふく
現在、ワールドツアー中のジャムズコレクションが最新曲ChocolateLaserをRelease
ライバルであるTSUBAKIFACTORYも現在ワールドツアー中
グループのエースのマリン・リュウは既に世界的スターアイドルになっている
わずか19歳、美貌と圧倒的パフォーマンスがティーン中心に支持されており、
宮城県多賀城市の天才と、日本国内でも有名アーティスト。
MorningMusume’67 (シックスセブン)
UNICORN
チャン・インガム・山崎はUNICORNで事務のバイトをするように
チャンもまた、中学でMorning入り後、英才的な教育をされてきた
飄々と、嫌みを感じさせない明るい性格で周りの信頼も厚くなっている
MorningMusumeの今後の運営について、
ハロープロジェクトをきっかけに活動の幅を広げる経営が、カシワギ経営担当から話がマーガレットに話が入る
衣装担当のシホ、ダンス担当のハニー、歌唱担当のスガイらが話し合った
途中、チャンとマリアも大量のチョコレートを持ち出し、参戦
「うま♪きゃっは〜♪」
「ミチシゲさんから差し入れで〜す♪」
見てください!パンダさんチョコ♪嬉しいけど食べれない〜!
横からトオルがチャンをからかう
会議は空気が和みながら進んでいく
Today,14th AM11:00
東京第一中学3年生のリコ・ネネ・スズキは
レン・レドール・岡村とチョコレートを共作してるらしい
実は、HappyValentineDayと言い、東京政府が独自で政策した世界唯一の休日で14,15日の2日間15日は無理矢理決定したという
そのため、一日はチョコレートを楽しんだり、カップルでデートしたり、親子でチョコレート作りしたり、と、東京都民のための休日の模様
その反面、例えば学校で、そういう話になったり、過去の学校ではそういう話にドキドキしていたのがなくなったことから、東京の若者はそういうシチュエーションを知らないようだ
リコとレンが買い物を終え、二人は小型のAI搭載オートバイの後部スペースに購入した商品を入れ、小型オートバイでリコの家に向かっていく
二人はリコの家に到着
リコの母親、父親がレンを迎える
「レンくん、リコがお世話になってます、今日は宜しくね」
「はい!宜しくお願いします!」
レンは挨拶する
「おお、レンくん、買い物ご苦労だね、持つよ」
リコの父親が買い物袋を持つ
「あ、すみませんおじさん」
キッチンルームに買い出しした材料を揃え、4人で製作
製作には、料理専用のミニAIロボも参加
テーブル上のプラシートの板チョコレートを一寸も狂いなく綺麗に切っていく
レンが素早く動くキリ太郎を見て
「うわ、さすがキリ太郎!」
名前がちょっと怖い
「こっちはバリバリー♪」
リコがチョコレートを手で割る
「今日はフォダンショコラだからね♪」
リコ母が嬉しそうにいう
果汁グミと、購入したチョコレートを使ったショコラ
チョコレート生地をオーブントースターで焼けば完成する手頃なチョコレートデザート
果汁グミ、溶き卵、バター、ココアパウダー、お湯適量
「よし、こっちはランチサンドやるぞ」
購入したサンド用パンに、ハム、レタス、マヨタマをトッピングしていくリコ父
リコの母が、ショコラをオーブントースターに入れる
暫くして、フォンダンショコラが完成
レンは、姉のマレや父親、母親の分のチョコレートクッキーを作っていた
キリ太郎も手伝う
「レンって優しいね、お姉さんチョーかわいいもんね♪」
リコが羨ましそうにいう
「ええー、そうかあ?」
レンが分からない顔をする
身内ほど鈍感である
リコ母がマレの東京での人気ぶりを話す
「ふふ、レンくん、マレちゃんはね、東京のネットで有名なのよ、密かにファンがいるの」
「あれ、聞いてないのかレンくん、俺の会社の同僚の息子さんがファンなんだよ」
リコ父も続けるようにいう
「へえ、、」レンはキョトンとしている
「もう鈍感〜、本当に弟さん(苦笑)」
リコが苦笑いをする
「いや、かわいいのか分からんし」
鈍いレン
「かわいいに決まってるじゃない、MorningMusumeだもの♪」
リコ母は助け舟をする
和やかに時間が過ぎていく
レンが作っていたチョコレートクッキーは、一度冷蔵し、翌日横浜の自宅に配送される
東京新宿 PM14:00
街はバレンタインデー仕様に、鮮やかにピンクや赤いリボン結びが至る所に付いている
この日はカップルが多く、活気づいている
チェルシーとレイが今日はバレンタインデート
あまり感情を表に出さないレイがこの日は内心ワクテカしている
チェルシー・ラッカーマン・野中
東京政府大統領ガードチームリーダー、歴戦のベテラン、
紫のメッシュがポイント、今日は白のコート、薄紫のカットソーに、黒パンツ、首にチョーカー、黒のハイヒール
レイ・ローズ・森戸
東京政府大統領ガードチームのメンバーで、MorningMusumeのメンバーでもある
白銀のロングヘアが特徴で、今日はホワイトピンクのジャケットに、白のブラウス、赤のチェックスカート、耳にイヤリング、白のスニーカー
レイはチェルシーと肩を並べて歩いている
「すっごい久しぶりだね、こういうの」
「そうだね、私、服なんて忘れててさ、担カラにしちゃって今日大丈夫?」
自分の服を確かめながらチェルシーはいう
「いいよ、かわいい////」
レイが顔を赤らめながらいう
「レイは赤だよね?」
「そう、Morningの時はオレンジだけとね」
「チェルって新宿は?」
「新宿は過ごしやすいよ、最近クミにオープンしたカフェ教えてもらったんだ」
「あの子、どこでも行くからね、目を離したらさっといないし。」
レイが呆れたようにいう
「一時期、ロイがつけてた時ある(笑)」
「え、そうなの、面白い(笑)」
「ロイは警戒心一番だからね、トーマスに言われても止めないから、私が止めてって言ったの、今度はロイを私がつける番になるからって」
「あははは(笑)」
「(笑)私がつけるって言ったら、ロイがチームで一番恐いのはチェルシーだからもう止めるって、クミをつけるの止めたんだ(笑)私一番恐いの?Why?(笑)」
「ふふ(笑)ロイ、チェルが怖いんだ(笑)面白い(笑)そう、チェルが一番怖いから!」
「Oh,レイがチームで一番怖いじゃない(笑)」
「え!そうなの、何それ(笑)」
笑い合う二人
話が弾み、着いた先
「ミチシルベってここだね」
看板を見ながらチェルシーが確認する
ピンクのカラーリングに、「michillbe」の横にかわいい白兎が描かれている
オープンしたカフェは、分かりやすく言えばスターバックスのようなもので、
MorningMusumeOGのサユリ・京香・ミチシゲが新しくオープンした
ミチシゲの趣味らしく、うさぎの意匠が店内テーブルやあちこちにある
窓際に二人が座る
「へえ、Cute♪」
チェルシーは気に入ったようだ
店内スタッフがレイに気付く
あの、レイレイ、ちゃんですかぁ?小声で聞いてきた
「はい、、あ、「レイレイです////」
店内スタッフがあまりの嬉さに跳ねるのを我慢している
その様子を、サユリ・京香・ミチシゲが見ていた、にやけた顔でレイを知っている様子
クレセリア・ダイクン・譜久村より前の16代目リーダーであり、引退後、新しいカフェをオープンしていた
店内スタッフがこそっと、レイのファンだと伝える
「ありがとう、(笑)凄いね、いきなり私のファンがいるって。」
「it'sGreat♪」
「レイレイいいよ♪Smile上手くなったじゃん」
「びっくりした///」
チェルシーとレイが今後のモーニング娘。について話し込む
レイは、今後の両立をどうしていくか悩んでいた
MorningMusume。の世界デビューへ向けて話が進んでいるようだ
レイは、ガードチームも続けたい、その分、モーニング娘。の活動は制限される
難しい立場になってきている様子
店長のサユリが窓際の二人を見て
「ね、ショコラ、無料でOKよ」店内スタッフに耳打ちする
店内スタッフがコーヒーを飲んでる二人に、
無料でチョコレートショコラを提供させて頂くことを伝える
「Oh,嬉しいありがとうございます」
チェルシーがチラッと見ると、サユリと目が合う、チェルシーは一瞬、感謝のウインクをする」
「今日バレンタインだしね、ありがとうございます」
本来バレンタインに合わせて半額だが、後輩が来てくれて嬉しかったのか、サユリの粋な図らいだ
美味しい♪
チェルシーは、勘づいた様子
「Mrs.サユリじゃない?」
「!ミチシルベ・・あっ」
レイはここで気付いた
「話したいけど・・周りにバレちゃうしな・・」
帰り際に、小百合の花がプリントされている半額ケーキ券を貰う
「白い・・やっぱりミチシゲさん」
「あえてにしとこう」
二人はミチシルベを後にした
帰りも、さっきの話が尽きない
「クレセさんに伝えとく?」
レイはチェルシーに確認する
「Unnn、マーガさんかな、下手に口にしない方が良いかもね」
「お、マイと、トーマスとロイの分もチョコ買わなきゃだね、行こうレイ」
「うん////」
レイが寄り添うようにチェルシーと歩き・・・
続く