year2065.46.X'mas | ふくの福の音ブログ  

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主に、モーニング娘。について書いてます。
譜久村聖(みずき)さん推しです

スポーツはバスケ部でしたMLBも好きです

また、社会問題についても書くことがあります
宜しくお願い致します。

year2065. 原作ふく 


Desember25,sunday


X’mas


世界中が安寧の中、一時を過ごす日



昨日の出来事



足早に東京アリーナに向かうマレ


路地裏に行き、ワープホールを出す


楽屋に着くと、レイ、マイ、ロキ、マーガレットがいた


マレは、思わず顔を下げる


レイが突然現れたマレにレオとのデートはどうしたのかを聞くと、マレは消えるような声で返す


「マレ?どうしたのデートは?」



「デートは・・終わりましただから、私も参加します」


マイは空気を読んでコーヒーメーカーでコーヒーを入れようとすると、マレはマイに冷たく当たる

その姿を見て、ロキとレイはマレを叱る


「マレさん、コーヒー入れますね」



「・・なんで歳下に敬語なの?ばかじゃない」



「そっちこそ、なんで歳上にタメ口なのマレ、しかもばかって何?」



「マレ、マレのためにクレセさん時間を作ってくださったんだよ、何かあったとしてもその態度はしてはいけない


マイも、あなたのためを思ってコーヒーを入れようとしたの、

それなのに、ばかって歳上に使う言葉じゃない、マイに謝って」



「・・ご、めんなさい・・」



「いいんですよ、今皆さんでライブ見てたんです、マレさんも見ましょう」



マレが突然泣き出す

「き、おく。記憶消しちゃった・・私 ・・!泣


レオくんの・・消しちゃった ・・・!

咽び泣くマレ



マーガレットがマレをそっと抱き締める・・・





日が戻り、東京アリーナライブ開演前


PM15:00


メンバーたちはステージでリハーサル中



楽屋 特別にチーコが楽屋に入ることができた


チーコがマレを叱っていた

マレの右頬が赤く腫れている

チーコはクレセリアにどういう状況ちだったのか話す


「ほんと、あんたには失望したわ、自己チューよ!」



「・・・」



「チーコさん、レオさんは今は?」



「ほんっと大変だったんです、レオ記憶がないから説明するのがほっんと大変だった、

とにかく、レオのお母さんに東京のワープで迎えにきてもらったんです、お母さんにもちゃんと説明したんだから・・」



「そうですか、それは大変でしたね、レオさんも無事に帰ることができて本当に良かったです」



「マレ、説明して」



「・・・、レオくんに政府のやってること言ったの、私が開発者で、USBログとか作ってるとか・・・」



「はあ何言ってるの?」


聞き慣れないことに混乱するチーコに、クレセリアはマレにフォローを入れると、素直にチーコは受け入れてしまう



「チーコさん、我々政府は市民のための政治として市民のために尽くしています、御理解頂けたらと思います」



「そ、そうなんですか・・、」



チャンが、リハーサル中にも関わらず楽屋に入ってきた、マレと目を合わせようとするも、マレはチャンと目合わせない

「マレちゃん~♪HAPPY X'mas♪」



「マレちゃんもステージ来てよ♪」



「私は楽屋で見てるから・・・ごめん」




アリーナステージ


レイがパフォーマンスの最終チェック中、クラウドもフォローしている



「おし、いいっすよレイさん♪」



「レイ、今のリズムの取り方忘れないで」



「はい!」



マーガレット、ニコル、マサト、マリア、ロキ、クラウドは最後のリハを行うする



サラはソロ歌唱のチェック、舞台袖でメンバーは聴き入る



オーマもスタッフとライブの流れをチェックする



チェルシーとミラ、マイは会場のチェック、警備体制の確認を行った



準備は整い、本番を迎えるだけ



東京の天候は、夕方から夜にかけて雪になる


早めに会場に着こうと、ファンが会場に向かっていた


車で移動中の親子連れ 


「お母さん、クラウド、クリスマスイベはラストなんだよ」



「そうねぇ、だからしっかり応援しなきゃね」



「お母さん、私もクラウドみたいなダンサーになるんだ」



「あら、嬉しいわ」





夕方PM17:00


すっかり日が沈む


X'masということもあり、街が忙しくなる


ライトアップされていくNew東京タワー、スカイツリー


一気に雰囲気が変わる




ライブ開始一時間前


マサトは残念なから急遽治療のため参加できず


楽屋


チーコとマレは和解したものの、今後の関係に亀裂が入ってしまった


モエもマレが心配のようだ

マレは、チャンの説得により、チャンとステージに立つことを決めた


クラスメイトのタケルが、友人を連れて今回のライブに来たようだ



マレに電話を掛けるマレは声に元気がない

「よお、マレお疲れ、頑張れよ」



「・・うん」



「なに、チーコと喧嘩したの?大丈夫か?」



「・・ごめん私とんでもないことして・・」



「マレ、今日は頑張るんだぞ」



「うん、ありがと」



「マレ、かして」

モエはタケルに状況を説明する


「あ、タケル今ね、楽屋にいるの、・・うん、配信は成功した、でもマレとチーコがぶつかってさ・・・」



「レオと何かあったのか?」



「マレが特殊なものでレオの記憶消しちゃったの」



「ええ、マジ?マレってそんなことできるのか、すげえな」



「そんなこと言ってる場合じゃないでしょ、レオの記憶が消えたんだよ」



「あ、わりぃ。また後でな、お疲れ様、マレによろしく」



「はい、マレ」


スマホをマレに返すと、モエはMorningメンバーたちに頭を下げる

「皆さんマレがすみませんでした」



「モエさん本当にありがとう、マレにはステキなおとももちがいるわ」

クレセリアが感謝を伝える


「はい!ありがとうございます♪

じゃマレ、頑張ってね!」



「ありがとうございました、楽しかったです♪それじゃライブ頑張ってください♪」

モエはマレの肩をポンと叩くとドアに向き笑顔で出ていった



PM18:00


照明が暗転、スクリーンにグラフィックが映り


MorningMusume’65 XmasLiveがスタート


ステージセンターにポジションを取ったメンバーにスポットが当たり、スクリーンに映し出していく



オーディエンスが盛り上がる



ライブは、トラブルもなく進んでいく



X'masゲームも、会場から笑いも起こりエキサイティング



クレセリアは、パフォーマンスしながらも、周囲を警戒する



勿論、チェルシー、マイ、ミラも警備スタッフと周囲を警戒していたが、怪しいこともなかった



ライブが終盤を迎え


オーディエンスは最高潮




会場外

警備スタッフが数人倒れている

ステージに繋がる通路にも警備スタッフが倒れていた

会場外にポジションを取っていたチェルシーも倒れている


会場内にいたミラはマイに伝える

「マイ、チェルが応答しない備えて!」



マイは予想外の事を聞くと動揺する

袖口にいたマーガレットはクレセリアにサインを送る

その時、マーガレットが倒れた

「マーガ!どうして?」



その時、黒い影がステージに現れた


影が立ち上がり、用心棒ソウが出現


会場はパニックに


メンバーたちも混乱


その時、動けないでいたニコルに刃が向かう


「ニコル!!」

咄嗟にニコルをクラウドが庇うも、クラウドは重症を負う


ザッ!


ステージ床にに血が滴り・・

それでも、クラウドは用心棒ソウに蹴りを入れる、が、ソウはクラウド蹴りでを吹き飛ばすそれを見たニコルは言葉にならない


「ふん!」



ロキは黒和装の男が父親の親友ソウであることが分かる

「おまえはソウ!なんでここに?」



クレセリアはクイーンに変身しようとするが何者かに反対側の袖口から後ろから撃たれてしまう

ドン!!


倒れるクレセリアに、メンバーたちはパニックになる


咄嗟にマリアもレイもクレセリアを守る


マレも発作が起き、チャンは動けないマレを介抱する



ミラ、マイもソウの妖術に掛かり倒れ、救出に使えない

レイは絶望的な状況に唖然とする


「そんな・・・!」



「白い髪かわいいなぁ、だが、すまんな」

その時、覆面の男がレイを撃つが、レイはなんと死なない


実は、フェアリーナイトの能力で普段から身体が一時的に液状化できる



レイがNIGHTFAIRYにLOGINすると、

一瞬で覆面の男を倒す



レイがメンバーたちを護るも、ソウの威圧感がレイを追い詰める


「ほぉ、只ではいかんな」

黒い刀を逆手に持つと、自らの影に入り込み、逃げるメンバーたちに立ちはだかる


「マリア!皆を頼む!」



「うん!」



「逃がさんぞ」


感じたことがない殺意に、マリアは震え、声も出せない

マリアは身体が震え、声が出せない


クレセリアも、クラウドも倒れ、マレも発作がを起こし介抱するしかない



ロキもLOGINするUSBログがない


まだ歳端のチャンはマレの介抱で精一杯


ニコルはクラウドを介抱するが、クラウドの命がもうそこまできていた



絶望的な状況だ



ソウの剣技がメンバーに向かおうと・・


レイが絶叫する


「やめてーー!!」



「終わりだ!!」



ガツ!



ソウの刀が弾ける

「なに?」



シャドーがソウ刀を弾くと、ソウに蹴りの一撃を入れる



ソウが怯み、その時、シャドーに従う黒子たちが現れる



ニコルは錯乱しているため、黒子たちを追い払おうとするも、ロキはニコルを押さえつけ、黒子たちに指示を出す


「みんな!お願い!」



黒子たちは早速クラウドに薬を飲ませる


クレセリアを介抱してるサラも、黒子たちの助けを借りた

「はぁ、はぁ、・・マーガもお願いします・・」



「周りのスタッフも助けて!」


ロキは黒子たちに周囲のスタッフも助けるように指示する



「親父!」



ロキの言葉に、シャドーは妖術を発動

ソウを捕まえ、会場外へ移動していく



シャドーとソウのバトルが始まる



「シャドー、お前のような負け犬に負けるわけがない!決着をつけてやる!」



「俺は愛想尽きただけだ、ジンの誘惑に負けたおまえこそ負け犬だ!」



「ふん戯言を!」



ソウが強力な剣技を放つ、シャドーは回避するも、片腕に負傷を負う


「ぐっ・・」


「友よ・・」



「おまえは、あの時逃げたんだ、そのせいでおまえの妻も、俺の仲間も・・・」



「おまえだけは許さん!!」


シャドーはよろめくがゆっくり立ち上がると、ソウを説得するように話し出す


「・・すまん、でも俺は逃げてない、俺はあの時、向かう途中でソウマ族に囲まれ、助けに行きたくても行けなかったんだ、本当だ、俺はお前たちを助けようとソウマから向かったんだ、だが、ソウマたちに止められ、俺を殺そうとしたんだ」



「ソウマ?なぜ?」



「おそらくソウマ族は・・・」



「!ソウ!」



ドン!!



ソウが何者かに撃たれた



なんと、数百離れた所からスナイプウルフしたロミオがライフルで狙撃した


マッシブアイアンにLOGINしたトーマスも現れ、ソウに強烈な一撃を繰り出すと、ソウは倒れてしまう

叫ぶシャドー


「HEY HEY、さっすがロイ!俺もさすがだな!」



「ソウ!!」



ブレイブドラゴンにLOGINしたチェルシーも現れ、ソウから真実を聞き出そうとする

「HEY 、トーマスグッジョブ♪」



「き、貴様・・殺したはず・・ゴフ



「Oh,なめないでほしいね」



ブレイブドラゴンの能力で治癒と再生能力により、チェルシーは無事だった



「チェル、こいつをやっちまおうぜ!」



「トーマス、生かして。HEY 、ロキさんの親父さん」



「ソウを殺さないでくれ・・、おそらくグリンが後ろ盾にいる、ゴフ



「グリン?キューバのトップだね、ジンに協力してたのか?」



シャドー「情報は掴んでいる。取引だソウを殺さないでくれ」



「OK」



「おいチェルなんでだよ」



ガルル・・・!


ロミオがウルフモードで駆けつけ、ソウを威嚇する

「その男がユミの親父さんだな、話してもらおうか、治療の薬はある」




クリスマスライブは悲惨なことになってしまったが、クレセリア、マーガレット、クラウドの命は助かった


ハニー先生はじめ、スタッフは救急で運ばれていった




マレは、後から病院にてチーコからレオの事を知らされ、レオの記憶が戻ったようだ

マレが使った特殊なアイテムの効果が弱かったため、レオの記憶が消えたのは一時的なものだった


これは後にマレにも知らされ、マレは安堵し、病院で泣き崩れたそうだ



ジョーダン大統領が、緊急で大統領政府官邸に帰ってくる

「ハピクリどころではないな」



大統領室にはオーマがジョーダン大統領を待っていた、青ざめた顔でジョーダン大統領に報告する

「だ、大統領、、き、緊急事態です!!」




東京アリーナ・楽屋


チェルシーとシャドーが楽屋に入ってきたユミと父親のシャドーが再会する


「親父・・!」



「ユミ・・」



シャドーがユミを抱き締めるとユミは涙が止まらない


「我が娘よ・・・」



「お、親父・・!、なんだよ今さら・・」



親にとって子供は命と同じ大切なものだ



マリアが拍手するすると、雰囲気が一変する

「HAPPYクリスマ~ス♪♪イエーイ!」



サラがもらい泣き

「ふふ、マリアったら。でもロッキさんお父様とこうして会えたんだもの、本当に良かったですね」



チェルシーは椅子に休んでいるクレセリアにシャドーから全て話を聞いたことを報告する


「クレセさん、シャドーが全て話してくれた、ジョーダン大統領にも共有してほしいです」



「本当にいろいろ助かりました、ありがとう」



その頃、チャンは、マレの介抱で病院に来ていた


マレにとっても悲しいことがあったが、レオの記憶が戻ったことは本当に救われた様子だ


実は、マレの記憶消しに特殊アイテムに仕込んでいたのは、

東京研究所研究員のポニーだった


ポニーも、マレを気遣っていた一人だ


ポニーが研究所休憩スペースでくつろいでいる


「ふぅ、子猫ちゃんのお世話は大変ね」



続く